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2016年02月26日19:27

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『 し で は ら くん の 憲法創世記』  安倍しね の嘘が明るみに。

これが噂の し で は ら くんだ!

『ちょっと便利帳』
http://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou.html



北川 高嗣
2月16日 ·

自分の無知に恐れ入った、話。

あなたの知人、友人に、し で は ら くん/さんはいますか? 

憲法九条の発想。(長期Stay予定Post)

「国会図書館内にある憲法調査会資料(西沢哲四郎旧蔵)と題されたもの」
より。

Source:

この資料は、元衆議院議員平野三郎氏が、故幣原喜重郎氏から聴取した、戦争放棄条項等の生まれた事情を記したものを、当調査会事務局において印刷に付したものである。
http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html

■その発想の原点:

武器を持たないこと、以外に平和に至る道はない。
なぜなら、原子爆弾というものを、人類が手にしてしまったからだ。



原子爆弾というものができた以上、世界の事情は根本的に変わって終ったと僕は思う。何故ならこの兵器は今後更に幾十倍  幾百倍と発達するだろうからだ。恐らく次の戦争は短時間のうちに交戦国の大小都市が悉く灰燼に帰して終うことになるだろう。そうなれば世界は真剣に戦争をやめることを考えなけ  ればならない。そして戦争をやめるには武器を持たないことが一番の保証になる。


■誰もが、これを、(敗戦時の)暫定的なものだと思うだろう。
 いや、それは違う、恒久的なものだ。

【負けた日本だからこそ、できることがある。】

『負けた日本だからこそできることなのだ。おそらく世界には大戦争  はもうあるまい。もちろん、戦争の危機は今後むしろ増大すると思われるが、原子爆弾という異常に発達した武器が、戦争そのものを抑制するからである。第二次世界大戦が人類が全滅を避けて戦うことのできた最後の機会になると僕は思う。

如何に各国がその権利の発展を理想として叫び合ったところで、第三次世界大戦が相互の破滅を意味するならば、いかなる理想も人類の生存には優先しないことを各国とも理解するからである。』

■軍縮ではダメなのだ。それは形を変えた戦争でしかない。

『軍縮は可能か、どのようにして軍縮をするかということだが、僕は軍縮を身をもって体験してきた。世の中に軍縮ほど難しいものはない。交渉に当たるものに与えられる任務は如何にして相手を欺瞞するかにある。

【国家というものは極端なエゴイストであって、そのエゴイズムが最も狡猾で悪らつな狐狸となることを交渉者に要求する。】虚虚実実千変万化、軍 縮会議に展開される交渉の舞台裏を覗きみるなら、何人も戦慄を禁じ得ないだろう。

【軍縮交渉とは形を変えた戦争である。】平和の名をもってする別個の戦争であって、円滑な合意に達する可能性など初めからないものなのだ。』

■素晴らしきこの洞察。素晴らしい。

軍拡競争は一刻も早く止めなければならぬ。それは分っている。

分ってはいるがどうしたらいいのだ。

【自衛のためには力が必要だ。
 相手がやることは自分もやらねばならぬ。
 相手が持っているものは自分も持たねばならぬ。】

その結果がどうなるか、そんなことは分らない。自分だけではない。誰  にも分らないことである。とにかく自分は自分の言うべきことを言っているより仕方はないのだ。

【責任は自分にはない。
 どんなことが起ろうと、責任は凡て相手方にあるのだ。】


■絶句・・・である。
 これを、日本国民は、現実として70年間受け入れてきたのだ。
 だから、《世界で最も良い影響を与える国》、としてリスペクトされ続けてきたのだ。
(このパートは要約なしで)

絶望とはこのことであろう。唯もし軍縮を可能にする方法があるとすれば一つだけ方法がある。それは世界が一せいに一切の軍備を廃止することである。

 一、二、三の掛け声もろともすべての国が兵器を海に投ずるならば、忽ち軍縮は完成するだろう。もちろん不可能である。それが不可能なら不可能なのだ。ここまで考えを進めてきたときに、九条というものが思い浮かんだのである。そうだ。誰かが自発的に武器を捨てるとしたらー

 最初それは脳裏をかすめたひらめきのようなものだった。次の瞬間、直ぐ僕は思い直した。自分は何を考えようとしているのだ。相手はピストルをもっている。その前にはだかのか  だかをさらそうと言う。なんという馬鹿げたことだ。恐ろしいことだ。自分はどうかしたのではないか。もしこんなことを人前で言ったら、幣原は気が狂ったと言われるだろう。まさ  に狂気の沙汰である。

 しかしそのひらめきは僕の頭の中でとまらなかった。どう考えてみても、これは【誰かがやらなければならないこと】である。恐らくあのとき僕を決心させたものは僕の一生のさまざまな体験ではなかったかと思う。

【何のために戦争に反対し、何のために命を賭けて平和を守ろうとしてきたのか。】今だ。今こそ平和だ。今こそ平和のために起つ秋ではないか。そのために生きてきたのではなかったか。そして僕は平和の鍵を握っていたのだ。何か僕は天命をさずかったような気がしていた。

 非武装宣言ということは、従来の観念からすれば全く狂気の沙汰である。だが今では正気の沙汰とは何かということである。武装宣言が正気の沙汰か、それこそ狂気の沙汰だという結論は、考えに考え抜いた結果もう出ている。

 要するに世界は今一人の狂人を必要としているということである。何人かが自ら買って出て狂人とならない限り、世界は軍拡競争の蟻地獄から抜け出すことができないのである。これは素晴らしい狂人である。世界史の扉を開く狂人である。その歴史的使命を日本が果たすのだ。


もしあなたが、現実にそのことを実践してきた日本人でなければこう思うことだろう。

「誰か、他の人にやってほしい。」

■敵が口実をつけ侵略を試みてきた場合はどうするのか。

その場合でもこの精神を貫くべきだと僕は信じている。そうでなければ今までの戦争の歴史を繰り返すだけである。しかも次の戦争は今までとはわけが違う。僕は第九条を堅持することが日本の安全のためにも必要だと思う。

正義とは日本だけの主観的な独断ではなく、世界の公平な与論によって裏付けされたものでなければならない。そうした与論が国際的に形成されるように必ずなるだろう。何故なら世界の秩序を維持する必要があるからである。もしある国が日本を侵略しようとするそのことが世界の秩序を破壊する恐れがあるとすれば、それによって脅威を受ける第三国は黙っていない。その第三国は当然日本の安全のために必要な努力をするだろう。要するにこれからは世界的視野に立った外交の力によってわが国の安全を守るべきで、だからこそ死中に活がある。


■天皇の人間化と戦争の放棄はセットであり、九条は独立ではない。

 此処だけの話にしておいて貰わねばならないが、僕には天皇制を維持するという重大な使命があった。元来、第九条のようなことを日本側から言い出すようなことは出来るものではない。まして天皇の問題に至っては尚更である。この二つに密接にからみ合っていた。

 幸いマッカーサーは天皇制を維持する気持ちをもっていた。本国からもその線の命令があり、アメリカの肚は決まっていた。所がアメリカにとって厄介な問題があった。それは豪州やニュージーランドなどが、天皇の問題に関してはソ連に同調する気配を示したことである。これらの国々は日本を極度に恐れていた。日本が再軍備したら大変である。【戦争中の日本軍の行動はあまりにも彼らの心胆を寒からしめたから無理もないことであった。日本人は天皇のためなら平気で死んでいく】。

 この情勢の中で、天皇の人間化と戦争放棄を同時に提案することを考えた訳である。


■マッカーサー元帥は、何といったのか?

マッカーサーは非常に困った立場にいたが、僕の案は元帥の立場を打開するものだから、渡りに舟というか、話はうまく行った訳だ。しかし【第九条の永久的な規定ということには彼も驚いていた】ようであった。僕としても軍人である彼が直ぐには賛成しまいと思ったので、その意味のことを初めに言ったが、賢明な元帥は最後には非常に理解して感激した面持ちで僕に握手した程であった。


■天皇陛下はなんといったのか?
実は、戦犯のリストの筆頭に天皇陛下の名前があったという。
なぜそれが外れたのか。

(ここも要約なしで)

天皇陛下は実に偉い人だと今もしみじみと思っている。マッカーサーの草案をもって天皇の御意見を伺いに行った時、実は陛下に反対されたらどうしようかと内心不安でならなかった。僕は元帥と会うときはいつも二人きりだったが、陛下の時は吉田君にも立ち会ってもらった。しかし心配は無用だった。陛下は言下に、【徹底した改革案を作れ、その結果天皇がどうなってもかまわぬ】、といわれた。この英断で閣議も納まった。

【終戦の御前会議の時も陛下の御裁断で日本は救われた】と言えるが、
【憲法も陛下の一言が決したと言ってもよい】だろう。

もしあのとき天皇が権力に固執されたらどうなっていたか。恐らく今日天皇はなかったであろう。日本人の常識として天皇が戦争犯罪人になるというようなことは考えられないであろうが、実際はそんな甘いものではなかった。【当初の戦犯リストには冒頭に天皇の名があった】のである。
それを外してくれたのは【元帥(マッカーサー)】であった。だが元帥の草案(幣原喜重郎氏の草案のこと)に天皇が反対されたなら、情勢は一変していたに違いない。【天皇は己を捨てて国民を救おうとされた】のであったが、それによって天皇制をも救われたのである。

天皇は誠に英明であった。


【写真】信じられないだろうが、同じ国の、同じ総理大臣だ・・・
《なお念のためだが、君も知っている通り、去年金森君から聞かれた時も僕が断ったように、このいきさつは僕の胸の中だけに留めておかねばならないことだから、その積りでいてくれ給え。》

「わて、姓は「進」、名は「駐軍」いいますねん。
安倍晋三君が言う所の、憲法を作ったのは、わいでんねん。」


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