描写が過激すぎ! 今だと絶対に連載されないだろう昭和の漫画10選
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=121&from=diary&id=3873744
この記事を読んで、よくわからないことがある。『こじき』が規制されるべき用語であるという点だ。なぜなら『こじき』は軽犯罪法で用いられる法令用語であるからだ。軽犯罪法1条二十三号で『こじきをし、又はこじきをさせた者』は勾留又は科料に処されるのである。
だから、なぜ『こじき』が規制されるのかがわからない。 これはおそらく出版社等の自主規制であろうが、どういう経緯があったのだろう?
かつて宮武外骨は鳩山和夫の妻・春子をして『女乞食の開祖』と称した。これは有権者の家々を訪ねる候補者の妻を『票を乞う』者として、そう呼んだのである。明治、大正の公職選挙法は戸別訪問を禁止しておらず、戸別訪問は一般的な選挙戦術であった。なお鳩山和夫は我らがルーピー、鳩山由紀夫元総理の曽祖父に当たる人物である。
確かに『こじき』はこういった形で侮蔑で用いられる用語ではあろう。しかし、『乞う』という行為は褒められたものではないにせよ、別にそれほど悪い事ではない。何しろ軽犯罪だ。罪の軽重で言うなら『殺人鬼』や『テロリスト』の方がよほど規制されそうな気がする。ただ、侮蔑の言葉として、『こじき』は汎用性が高いのだろうか?
規制の基準がよくわからない
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