mixiユーザー(id:5708563)

2016年02月05日10:08

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検察は、残忍さを強調し

上村さん殺害、残忍さを強調
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3837131
弁護側は、残忍に見えるが、「切り傷の多さは恐怖で力が入らなかったからで、強い殺意ではなかった」と、情状酌量を求めている。

両方とも、事件の表面をなぞっているだけで、「19歳少年」の犯行にいたる心の動きや、巻き込まれた被害者の危機管理能力には、配慮がいたっていない。

この事件は、この「残忍な犯行」と、「ためらい傷」にこそ、本質があるわけで。
http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/5708563/1950068270

表むきの警察的事実の羅列で、裁判員に量刑判断を求めるのが、現行裁判のシステムであることは、理解できるけれど。
少年法の趣旨は、「更生の機会」を与えることにあるわけで。

しかし検察は、「人間的な感情が全く感じられない」と非難しておきながら、「少年が起訴内容を認め反省の弁を述べていることなどから不定期刑を求刑した」というのは、少年犯罪への構造や更生システムにたいして、何も理屈も方法も持っていないことを、露呈しているだけでないか?

一方、弁護側も「19歳少年」の「成育環境の問題点を指摘」しながらも、弁護側が求める情状酌量が、「19歳少年」の更生に、どうつながるのかは示していない。

国家予算として、再犯防止の予算が、ほとんど無いことも、こうゆう裁判に陥ってしまう原因なのだろう。

しかしこれでは、原始的で感情的な報復主義が、社会に渦巻くのは、当然のことでしょ。

*「更生」という少年法の趣旨を生かすのであるなら、もっと損害賠償といった民事的要素を強くする判断があっても、良いのでないかな。




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