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2016年02月17日13:59

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過去の音楽再発掘を

モーツァルトとサリエリの共作発見、200年超ぶりに演奏
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3855884

<a HREF="http://shoichi-yabuta.jp/beginners/contemporary/john-cage-433.html" target="_blank">ジョン・ケージ 4分33秒が評価される理由</a>

<blockquote>なぜ音楽がこのような複雑な道を歩んでしまったのか分かりますか?

 答えは、“過去の偉大な作曲家”と“唯一無二の存在になりたいと言う作曲家達の思い”からです。

 作曲家達は、私も例外無く、過去の偉大な作曲家達への非常に大きな憧れを抱いており、そんな憧れの大作曲家たちと、「いつかは肩を並べてみたい」、「いつかは追い越したい」と思い作曲活動を行っています。

 しかしながら、そんな憧れの大作曲家たちの作品は、既に研ぎ澄まされた域にまで到達しており、その壁は非常に高く完全に完成されてしまっています。

 さらには、苦労に苦労を重ね、大作曲家たちと同等の作品を作ったとしても、それは何処まで行っても“二番煎じ”となり評価を受ける事は無く、永久に大作曲家の影に追いつくどころか、肩を並べることさえできません。

 そこで、作曲家達が取った行動と言うのは、「大作曲家たちとの同じ土俵を避ける」、もしくは、「大作曲家たちの栄光を違った意味で表現する」と言ったものになり、自然と「新しい音楽への追及」へと進んでいきました。

 そして、その流れが加速しながら第二次世界大戦後まで続き、その中で音楽はどんどんと複雑になっていき、最終的には全てがシステマチックに組み立てられ、演奏も演奏家の技量の限界に到達し、音も人間の耳が理解できる限界にまで来てしまいました。</blockquote>

それならば、音楽はしばらく新しいものを追い求めるのをお休みして、すでに知られた音楽の新しい解釈や、あるいはこれまであまり注目されてこなかった作曲家や作品を再発掘することに力をいれてみてはどうだろうか?



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