今日の新聞で「外人狩り」と書いてありました。
要は大晦日の恨みを晴らすべく「極右」らしきグループがケルンにて外人狩りを「散歩」と称した運動内で始めたとのこと。予想範囲内で一番嫌なこと。
今回の犠牲者はアフリカ人とアラブ人。そして新聞記事の表現を借りれば「大晦日の緩い取り締まりに比べきつい取り締まりを「散歩」にしている。あぁぁダメ押し。
今日の新聞にはその日の被害届の一部が乗っていたのだが、ほぼ女性。ただその女性たちが白人なのかアジア人なのかアラブ人なのかは書いてなかった。
同僚のドイツ人がぽつりと今日言ったこと「こういうのは詳細出るけれど、戦争で子供が何人しんだとか、なんという名前の難民がどこで死んだというのはでないねぇ」妙に納得。
いつぞやの新聞記事で難民の人が言っていてこと、「問題を起こさないように日々務めているのに、一部の人たちがしでかしてくれたことで…」
とあるインターネットの記事でドイツのメディアは今まで難民問題を腫物のように扱ってきたと書いてあったが、そんなことはないと思う。
…今回の大晦日のばか騒ぎが(ただのばか騒ぎであってほしい。計画的なテロに代わる事件でないことを祈る。)こじれた問題を引き起こしたことだけは確かなよう。
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