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2016年01月16日01:19

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新垣実さん「膀胱がんの母に大麻の実から採れるオイルを使ったら劇的に良くなった」

 沖縄・宜野湾市で新垣形成外科病院を開業。院長として多忙な日々を送る新垣実さん。15年9月に設立された日本臨床カンナビノイド学会の理事長に就いたのは、過酷な闘病生活の末に主治医から引導を渡された実母の命を救った「医療用大麻」の存在もあった。

「83歳の母(淳子さん)は70歳で膀胱がんを発症しました。外科手術は成功したのですが、転移の予防に抗がん剤を使ったところ、急性間質性肺炎と肺線維症を併発。在宅酸素療法を余儀なくされました。2年前に肺炎が悪化。ところが、せめて痛みから解放してやりたいと、個人的に海外の学会に参加して勉強を続けていたところ、大麻の実から採れるヘンプオイル(正規輸入品)が病気に効果的と分かり、母の舌に数滴、垂らすと、短期間で劇的に良くなりました。今では元気に暮らしています」

 国内では、1948年制定の「大麻取締法」によって大麻の栽培はもちろん、葉、花、茎を所持しただけで違法になるが、「大麻草の有効成分は85種類。その中で幻覚症状をもたらすマリフアナ成分は1種類だけ。残りの84種類に優れた効能があることは、世界の多くの国で立証されています」と力説する。

■糖尿病改善で毎朝ゴルフに

 今は、医師や一般対象の勉強会、国会議員の勉強会などに呼ばれ、医療用大麻に関する講演活動に力を入れている。

「毎週木曜日が休診日なので水曜午後6時に診療を終えると、那覇発、羽田行きの最終便に飛び乗り、羽田着後は空港近くのホテルに宿泊。翌朝午前6時に起床して、身支度を整え、午前11時過ぎに永田町の議員会館に到着。講師を務めた後、昼過ぎにはカンナビノイド学会のある昭和大(品川区)に移動。臨床実験をやっていただく医師と打ち合わせをこなし、午後8時の羽田発、那覇行き最終便に乗り込むスケジュールで動いています」

10:00〜13:00 診療終了後、職員と一緒にランチミーティング。「月初めのレセプト(医療報酬の明細書)作成時期以外は残業ゼロを目指し、日頃から職員とのカンファレンスを重視しています」

14:30〜18:00 診療

20:00 医師会の会合など。「ひと月に5、6回は医師仲間、友人たちと情報交換を兼ねて飲み会を開催。リフレッシュにもなります」

 新垣さんは40歳で糖尿病を発症して以来、一日も休まずにやっているルーティンがある。

 暗いうちに起きてすぐゴルフ場に向かい、日の出とともにハーフ(9ホール)を回ることだ。

「プレー中は100%ゴルフに集中し、それ以外のことは何も考えません。朝日を浴びながら芝生の上を歩くのです。最高のリフレッシュ法です。医療用大麻は、10年後には、必ず日本中で使われるようになります。それだけのポテンシャルを持っています。でも、その間に多くの患者さんや家族が、がんや認知症などの病気で苦しい思いをしているので、一日も早く有効性を世に浸透させるために身を粉にして頑張ります」

【とある1日のスケジュール】

6:00 起床

6:45 自宅から車で10分の距離にある「パブリックゴルフうらそえ」に到着。「ゴルフ場のご厚意で通用口から入らせていただき、一人でラウンド。終わってから料金を支払って帰ります」

9:00 食事。「糖尿病は食事の節制が大事。たとえば白米より玄米、ジャガイモよりサツマイモ、パンは胚芽パンなど。発症してから、食事と運動に留意して薬なしで過ごしています」
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