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2016年01月22日19:08

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真実?虚構?別れない曲

結婚式の余興でこの曲歌うと、その夫婦は離婚しない…
真偽はともかく、今の所、俺の歌った夫婦は、円満のようだ。


今揺れに揺れている時にあえてこの曲かと思われそうだが…

SMAP「世界に一つだけの花」

結婚式の余興を頼まれたケースは2度あるが、2度ともこれだった。


やはり、選曲には一苦労した。

かつて、結婚式の定番ソングとして絶大な人気を誇ったのは、コブクロの「永遠にともに」
しかし、その夫婦が離婚したって事でゲンが悪いって事になり、歌わなくなってしまった。

当然、結婚式に「切れる」だの「別れる」だの「捨てる」だの「逃げる」だの、
こういうキーワードが入る歌を歌っては嫌がらせかって事になる。

「さよなら」や「星影のワルツ」など論外だ。
シュガーの「ウエディングベル」もダメ。くたばっちまえアーメンって、呪ってんのかってなる。

「時には娼婦のように」(黒沢年男)が実際披露宴で歌われた事があると聞いた時は、
正直耳を疑った。
それ、完璧に嫁さんにケンカ売ってんだろ…

「CAN YOU CELEBRATE」ならどうか。内容には全然問題ない。
でもやっぱゲン悪い。歌い手離婚してるし。
…それ以前の問題だと今気づく。俺男だし。

…脱線の度合いがでかくなりそうなので、話を戻す。
「世界に一つだけの花」にした理由は、俺がマッキー好きなので、何度も聞いて暗唱できるから。
それと、2人で歌うので、俺がハモリのパートできるから。

練習の日を決めて、歌うメンバーは神戸三宮のスナックに集合。
ビール、水割りを飲みながら、カラオケで何回か入れて練習した。

…後で知ったが、何故スナックだったのか。
メンバーの1人がそのスナックの女の子を口説くために通い詰めてて、聞かせたかったらしい。
公私混同も甚だしい。会計割り勘なんやぞ…

で、本番の時。
芦屋浜の立派な結婚式場で式と披露宴。

カラオケが流れんのかと思いきや、なんとピアノの生演奏。
プロのピアニストが弾く中でやるってのかよ。
式中でも全然緊張しなかったのに、知った瞬間ガッチガチに。

メシは結構豪華だったんだが…
固まってるせいで、食っても全然味しない。
緊張ほぐしにワインを…と思ったが、そんな事をしたらベロベロになっちまう。

壇上に上がるのに、あれほど不自然な歩き方もなかっただろう。
目を白黒させながら、壇上でマイクを握る。

…とはいえ、歌い始めると緊張って吹っ飛ぶもので。
きっちり、ミスなく歌いきった。

緊張から解放され、大いばりで席に帰る。
「何どや顔してんねん!!」と新郎新婦の嫁さんの方に思いっきりツッコまれたっけ。

あれからまもなく7年になる。
その夫婦、娘2人と相変わらず円満に暮らしているようだ。
男1人だから、旦那は肩身が少々狭いようだが…

2組だけなので、何の参考にもならないが…
少なくとも、俺が「世界に一つだけの花」を歌った夫婦は、離婚してない。

これからもそうあってほしいものだ。

俺の番が万が一、いや億が一、いや兆が一あった時は、
やっぱり、「世界に一つだけの花」にしてもらおう。

…間違っても「時には娼婦のように」とか選択させないようにはしとかんとな。

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