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2016年01月26日01:43

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何じゃこりゃ!?(笑

東が伊豆向け観光列車をデビューさせるそうです。柳の下のドジョウとはいいますが…これで何匹目でしょうか(笑

JR東日本651系「伊豆クレイル」大人のリゾート列車で伊豆に"来てくれ〜る"?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3820199

しかも今回は突っ込みどころが色々…

>JR東日本はこのほど、伊東線を中心に導入を検討してきた「のってたのしい列車」の列車名・車両デザインを発表した。列車名は「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」に決定し、今年夏以降、土休日を中心に小田原〜伊豆急下田間で運転される。

伊東線を中心に導入を検討って、めっちゃ初耳なんですが…
そして「のってたのしい列車」って、リゾート21とスーパービュー踊り子はカウントしないのでしょうか?
また小田原から運転って、恐らくメインターゲットとしているであろう都内からの客に、小田原まで何で来いというのでしょうか。東海道新幹線?それとも小田急ロマンスカー??(笑

>「伊豆クレイル」は常磐線特急「スーパーひたち」などで活躍した特急形電車651系を使用し、4両編成で運転。4両中3両(1・3・4号車)が座席車、残り1両(2号車)がカウンターを備えたラウンジ車となる。外観は力強い印象だった651系をリデザインし、やわらかさ・女性らしさを取り入れ、ピンクゴールドのラインで伊豆ゆかりの「桜」「海風」「さざ波」を描くなど、エレガントな大人のリゾートを表現したという。

これは上野口の元新特急シリーズを185系から651系に置き換えた経緯もあるのでいいとして、画像を見ると女性らしさというより全車女性専用車っぽい見た目です。

>インテリアは和モダンをベースに、伊豆の豊かな自然を感じられる心地良い空間に。通路のカーペットは桜の花びらが川面を流れる様子をイメージしたデザイン、天井は朝日に照らされた竹林が織り成す影をイメージしたデザインとなった。2号車はバーカウンターとラウンジを併設し、景色を眺めながらくつろげるシックな空間とした。

これ、順序としては185系や251系を改装する方が先なんじゃないかなと思いますね。小田原から伊豆を感じさせるより、都内から伊豆を感じさせた方が集客手段としては手堅いはずです。

>1・4号車の座席は海側に青、山側に緑を採用。車窓に広がる伊豆の海と山をイメージした。1号車は海側に2名用カウンター席、山側に向かい合わせの座席を配置。4号車は回転式リクライニングシートと固定式ボックスシートを採用し、1名からグループまで幅広く利用できる。3号車は海側に面してコンパートメント席を設け、座席に夕日をイメージしたオレンジを採用。車いすを置けるスペースを確保したコンパートメント席も1室配置する。

……何か、どっかで聞いたような仕様が(笑
伊豆らしさっていうとやっぱりあれですか。横浜支社も自前のリゾート21が欲しかったのですか(笑
でもリゾート21を念頭に置いたとするとリゾート21とバッティングする運転区間で乗って楽しい列車を自認するのはちょっと先輩へのリスペクトを欠くような気がしなくもなく…まぁ、この辺はあまり詮索しない方がいいでしょうか。

>列車名に採用された「クレイル(CRAILE)」は、「大人」「成長した」を意味するイタリア語「Cresciuto(クレッシュート)」、列車の「train(トレイン)」、「〜に適した」の意味を持つ接尾辞「ile(イル)」による造語で、「大人に適した列車」を意味し、「C」(クール)・「RAIL」(レール)・「E」(エレガント)を組み合わせた表記に。「景色と食、お酒を楽しむクールでエレガントな大人のリゾート列車で、伊豆に来てほしい(来てくれ〜る)というメッセージを込めました」(JR東日本横浜支社)とのこと。

すみません、この横文字解説、頭が拒否反応を示しましたあせあせ(飛び散る汗)あの「べるもんた」がまだましに思えるほどのこじらせっぷりです。
車内で一杯やろうって人にこんな難解な造語を持ち出して本気で親しんでもらおうと思っているのでしょうか?ま、言葉ではなく中身で勝負すれば問題ないかもしれませんが。

>「伊豆クレイル」の定員は98名となる予定。今年夏以降、全車グリーン車指定席の快速列車として、土休日を中心に1日1往復運転され、下りは小田原駅11時40分頃発・伊豆急下田駅14時6分頃着、上りは伊豆急下田駅15時9分頃発・小田原駅17時12分頃着となる。途中停車駅は熱海駅・伊東駅・伊豆高原駅・伊豆熱川駅・伊豆稲取駅・河津駅。具体的な運転開始日や車内サービスなどの詳細は今後、順次発表される。

突っ込みどころの締めはまさかの全室グリーン車。近年の東JTの方針を豪快に覆した理由が気になります。まさか四国の観光列車に触発されたのでしょうか…?
大体、伊豆方面は基本伊豆急に乗り入れですから料金が別立てになるグリーン車は他所に増して運用が面倒なのに、しかも小田原なんて半端な場所から走らせる吹っ切れ方は一体東に何があったのかと。
こんな走らせ方したら、諸費用込みのツアー利用客でもなければ、例え列車に魅力を感じたとしても運賃料金の合計の金額見て二の足踏むか小田原までは節約して小田急使おうという結論に至るだろうことは火を見るより明らかに思うのは自分だけでしょうか。

結局さらっと読んでの印象として、東は、伊豆でD&S列車をやりたい、しかし都内乗り入れは話が大掛かりになるからやりたくない。かといって熱海からだとリゾート21が既にあり、あの列車のコンセプトは欲しいが伊豆急と協業まではしたくない、よろしいならば小田原からだ、位の感覚でこの列車を企画したと思われます。
快速で全車グリーン指定は、交通の便の良い伊豆でお客が殺到するのをふるいにかけているつもりなのでしょう。しかしこの内容は随所にハードルを設けすぎて、リピーター候補までふるいにかけかねないリスクを孕んでいる気がします。
交直両用のままで4両なら例えこの列車で成功しなくてもつぶしはきくでしょうが、将来の迷列車候補を見るようで何だか複雑な心境ですね。
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