白鯨との闘い

昨日は、「白鯨との戦い」を見てきました

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これは、メルビルが書いた有名な小説「白鯨」」のモチーフ
になった実話。
実話・・・と言うのは信じられないけれども、事実は小説より
も奇なりとも言うので、現実にあったお話しなんでしょうね。

まず、一番にビックリしたのは、鯨が人間を攻撃するという
事。３０メートルもある鯨に攻撃されたら、人間はひとったまり
もありませんよ。
現代の船なら勝てるかも知れないけど、当時の船は木製
ですからね。木っ端みじんになってしまう。
命からがらボートに乗って逃げ出すのですが、鯨は追跡して
くる。
そして、またまた攻撃されて、人間はズタボロに・・・。
何とか無人島に漂着したのですが、その島にいても助からない
事を知った人間は、壊れていたボートを直して、再び、漂流の
旅に出るのです。
９０日ぐらい漂流するのですが、水もなく、食料もなく、死んだ
人間を食べたりして、ようやく大陸に到着。
なんとか、生き延びる事が出来たのです。

長いドラマの中で、鯨との対決シーンはそんなにありません。
だけど、人間のちっぽけさ、鯨の偉大さとの間には、歴然と
した差があって、全く勝てない自然の驚異を感じとる事が
出来ます。
鯨はモンスターなのですが、神のように崇高でもあったよ。

鯨を取って、肉を切り分けたりしている時、サメがうようよ
近づいてくるの。
それを、「サメ！あっち行け！」とか言って、犬ころを追い
払うようにしていたところは、ちょっと笑えたよ。
この映画を見ていると、鯨が巨大すぎて、サメなんてちっとも
怖くないんですよ