1つ目
一般的評価としては、安国寺恵瓊は「毛利を関が原に巻き込んで滅ぼしかけた悪僧」だし、吉川広家は「毛利の本格参戦を阻んで 徳川からの赦免を勝ち取った忠臣」なのだけれども、それはあくまで勝者である徳川方から見た話。広家の妨害さえなければ天下を取る可能性があった毛利本家としては、また別の評価があるだろうと。
お通夜会見に先立つこと数時間前、スポーツ新聞記者が『不義理を働いて独立しようとしていたのはマネージャー 他のメンバーは巻き込まれただけ』『事務所に義理立てして残留していた木村拓哉が 副社長にとりなして メンバーに詫びを入れさせて窮地を救った』と、ワイドショー内で説明していた。
SMAP騒動 誤解が生んだ2つの独立話 マネ“暴走”知らず4人困惑
http://news.livedoor.com/article/detail/11079746/
関ヶ原での毛利家を思い出した。メンバー内にはまた別の感慨があるのだろうと。
2つ目
SMAP立ち位置&コメント順に変化 中居が端、木村がセンターに「違和感」の声続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160118-00000028-reallive-ent
晒し者にして溜飲下げるために、副社長があの並びを指示したのだとすると、あまりにもアレな話だと思うし、副社長へのあてつけに、メンバーが自主的にあの並びにしたのだとしても、やっぱりアレな話。まぁ仕切りは木村拓哉なんだから、多分前者なんだろうけれど。
ファンはずいぶん嫌なものを見せられたよなぁと思うけれど、こうなるのは容易に想像できたはずなのに、それでもなおSMAPの存続を望んだのは、ほかならぬファン自身。仕方ないことだろうと。第三者からの「頑張れ」という言葉は、往々にして無責任。
3つ目
ジャニーズ第2章!「SMAP」「嵐」共演解禁!
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160118-OHT1T50211.html
会見以前ならともかく、今になって仲良しアピールされても、素直に信じる人間なんかいないだろうと。ギスギスしながら共演されても、どっちのファンも得しない話。
で、次期社長のジュリー氏の英断が事態を丸く収めたと大絶賛だけれども、あれだけ晒し者にしておいて「丸く収めた」もない。そのうえ「地に足の着いたファン目線」だと言う。何と言うか、第一書記が治める「あの国」のマスメディアみたいな称えっぷりだよなと。
まぁ結局は単なる会社内の派閥争いの延長。どちらが良いも悪いもないのだけれども、それでも副社長側のやり口は「趣味が悪い」よなと。
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