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2015年12月29日00:14

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生ガニに裏切られる

久しぶりの日記☆
やっぱり毎日書くなってできない・・・・
そういえば昨日とおとついの1泊2日で真鶴に慰安にいってきましたー
今年の旅行は計8回。最後をしめる9回目の旅行でした。
本当は館山にいってボート釣りをするという旅でしたが、このめちゃ寒い冬に片道4時間ぐらいかけて(電車+バス)海に行き、乗り物酔いの激しい俺を揺れる小舟に乗せて苦しめるこのたびに魅力はなく、「別のプランで慰安にしたい!」と申し出て、しぶしぶ受理されたのである。
永沢のことも考えて釣りができて、しかも近い「真鶴」に白羽の矢が立てられた。
そして12月26日(土曜)の朝9時に北千住駅集合で旅は始まったのである。
ほんとは8時集合だったのだけれど、永沢が「9時」というのでそーなってしまった。9時から電車に乗り込むと・・・・混んでいた。それはもーすごく。混んでるのが嫌いで降りたくなってしまうシンデレラ青年の俺は永沢に「おりたい!おりたい!」と頼んでみても「だめ!」っという言葉で一括される。とりあえず座ることができたのだけれど、圧迫感がすごーくいやだった。ハンバーガーのレタスのようだ。ハンバーグがのしかかり、パンも迫り来る。逃げられないレタスはしなる。世のサラリーマンはよく耐えられるもんだと思う。
まわりの人たちをみると平気な顔をしている。
少年の心を持ち続ける俺はやっぱしこれは耐えられない。うーおりたい。最近仕事場でストレスが多くなっているので、特にこういうのが全くダメになってしまった。もーいなかに引っ越すしかない。
そんなこんなで真鶴についたのが12時頃。太陽さんさんぎらぎらでこの時期にしては暖かい(・・m
到着するなり永沢が「おしっこ!」っという。清々しい潮風がだいなしだ。
ほんとに思う。長澤まさみなら許す。
釣り餌屋に行き、なんやら永沢が買っている。その隣のいけすで泳いでいる伊勢海老。こっちを買ってくれて焼いて食ったほうがおいしいのに・・・・。
そういえばこないだNETでオマールエビっていうのを買った。こいつうまいんだろうか。黒いザリガニだ。食い方をおしえて。親にあげちゃったけど。伊勢海老は高い。
話を戻し、餌を手にして海へ。途中にあった「肉の石川」に寄ってお弁当を購入。しゅーまいが美味しいお店だったので「焼豚シューマイ弁当」を購入。永沢も「じゃあ同じやつ」と言って購入。こいつはいつも同じものを購入する。こだわりつーもんがないようだ。まーなやんで「こっちとあっちとそっちのどれにしようかな・・・うんたらかんたら」っていう感じじゃないから良いか。俺らはとにかく決めるのが早い。
そして海までひたすら坂を下っていく。
やっと海に到着すると、釣りやすい港があったのでそこでスタート!竿を入れると、すぐに腹がすいていたことを思い出してガサゴソと弁当へ。ちょっとでも釣果をあげたいという汚い魂胆から弁当食べながらも釣りをしていた。でも、いっこうに釣れなかったのでサビキに仕掛けを変更。そーして永沢が餌をまいているところでやるとトウゴロウイワシというのがぽいぽい釣れだした。
でも、とても小さい。ワカサギぐらい。7センチ超ぐらい。まわりのひともこういうのばっかりだったようだ。
となりのおばさんが「とるのめんどい〜」と若ものぶって言っている。それをじーっとみる永沢。「やめなさい、みちゃいけない」とたしなめていると、そのおばさんのおじさん(ややこしいな)がなぜか海に椅子をあやまって落とした。その堤防はありがたいことに50センチぐらいの出っ張りがあってお弁当を食べる時にも机替わりになるほどだったのだが、なぜか椅子が落ちた。
おばさんが「なんでおちるの〜」ってぶりっこでいう。
俺たちも「なんで〜」ってぶりぶりいう(小声で)。
おじさんは頑張るが椅子は沈んでいった。タイタニックのように・・・。幸いなことにマグカップはプカプカ浮いているのでおじさん、ぶりおばさんをほっておいてバケツで回収していた。夜、帰ったらぶりぶりいわれるんだろーなー。おじさんに同情しつつ、ポイント変更。移動後も釣果は上がらず、俺はいわしのみだった。永沢はなんか釣っていた。
そのあと坂道をのぼり、やっと宿に到着したのは日没後であった。
永沢は運動が嫌いで、坂道が非常に遅かったのが原因だった。
到着すると宿には大学生みたいなスタッフしかいない。そんなことはまーいいので、すぐにタオルを肩にかけてお風呂へ。寒い夕暮れの冷えた体は温泉に限る。長方形の温泉にはジェット水流があり、これが足裏に気持ち良い。じつは、最近買った靴のソール(こういう呼び方でいいんだろうか?中敷だ)がツボ押しのもので、歩いていると刺激されているというものだったので温泉とジェット水流でキタキター状態だった。
部屋に戻ると永沢が野良猫のように転がっていた。全てのものをやりっぱなしで。そして、ふとんでごろん。いろいろ納得できないところが沢山あるが、これだけはやめてほしいと思う。体力を使い果たしてこうなるんだろうけれども。
長澤まさみはこういうのはしない。ちびまる子に出てくる永沢だからこーなる。俺は藤木みたいなもんだから、しかたない。やっぱり大野くんのようなキャラになりたい。
ということを考えていると夕飯が来た!
いつもは食堂に行って一般大衆に混じってむしゃむしゃ食べることが多いが、今回は部屋出し。
「今年の最後ぐらいいいじゃん」と永沢にいって受理されたのだ。
並べるのは俺がやったのだけれど、カニ・海老などの甲殻類が出た!あじとかの刺身もでた!海の宿にはやっぱこれがないとはじまらない。ご飯がこげていたけど美味しかった。カニも☆
そして、初めての生のカニも食べた!よくテレビでみるプリプリのやつ!
もぐもぐ・・・・くちゃくちゃ・・・・・・まずい。(― ―。
「なんだ、このまずさは!」ちゃぶ台をひっくり返して、後ろ回ろ開脚を決めて、お茶で口をすすいでごろごろしたいぐらいまずい。
みょーに甘く、みょーにぐじゅぐじゅで、俺のしっているカニ(ボイルしたもの)のような凛とした気品のある味が全くない。
「これは、本当にカニか!腐ってるんじゃないの?」って俺が言ったら、永沢が「だから!お前は高いものの味なんてわからないんだ!」と怒られた。
フカヒレは輪ゴムだった。カニは生臭いイカのぬるぬるだった。サザエはミイラの唇だった。これらのよさがまったくわからん!
楽しみにしていたカニの刺身に裏切られ、しくしく後片付けをするシンデレラ的俺。カニはボイルしてくれ!
飯を食べて、「夜釣りにいこう!」と言うと・・・永沢は「あと5秒で寝る!」と宣言して8時には寝てしまった。野良猫のように。
俺も温泉に浸かって、寝てしまった。こっちは家ネコのように。
次の日(27日)は朝5時に起床。6時から朝まづめの釣りに出かけた。永沢は「つかれるから」と渋ったが、せっかくなんで行くことにした。朝の海は綺麗!魚は500円玉のメバルが釣れただけだったけど腹ごなしにはなった。
戻ると朝飯の用意ができていた。
この朝飯の「アジの干物」と「ワタリガニの味噌汁」は絶品だった!
こーいうのがいい。にほんにうまれてよかったーって織田裕二ばりに叫んでいた。2015年の旅行はろくなものがなかったので最後はこういうのがあってよかった☆
帰りに上野によってアメ横で亜麺坊でラーメンを食べてあったまって帰った。
アメ横はいーーーっぱいひとがいた。なんか買うつもりだったけど、疲れてしまってその日は終わり!
来年は1月に「大野屋」に行く予定!「おもいでぽろぽろ」したろー  つづく。

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