mixiユーザー(id:2051565)

2015年12月20日00:06

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「Workin' for the Weekend」の帰還

前回の日記 →
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1948111960&owner_id=2051565

もうひと月近くたつんですね。
とにかく、東名で突然動かなくなってしまった「Workin' for the Weekend」号、
無事に修理を終えて、やまねこの許に帰ってきました。
なんでも、キャブレータソレノイドという部品が壊れて、
ヒューズも一か所飛んでしまっていたとのことだったんですが、
部品代はたいしたことのないもので、修理費は覚悟してたのより安上がりで済みました。

なので、ついでに後部座席のスライドドアも直してもらいました。
(こっちのほうがたくさん費用かかっちゃった)
ずっと開きが悪くて、それこそ「ふんっ!」って気合い入れないと開かなかったのですが、
今はもう、すらすら開きます。
なのについつい「ふんっ!」っとやってしまって、力余ってずっこけている今日このごろです。

修理そのものは1週間くらいで終わったのですが、
荷物を降ろすのが面倒でなかなか修理に出さなかったり、
修理が終わってからも荷物の積み込みに手間取ったりして、けっきょく約ひと月。
無事、というのはいいことです。

その間に、
同じ東名高速道路の、大和トンネルで、
車を停めて降りたかたが後続車にはねられて亡くなる、という痛ましい事故がありました。
路肩ではなく、そのまま車線に車を停めたようなのですが、
じぶんが同じような経験をしたばかりなので、さすがに気分が暗くなりました。
ネット上での反応も、
「高速で車降りるようなやつは死んで当然」
「被害者は後続車の運転手。かわいそう」
というようなものが多かったです。
わからなくもありません。じぶんだって高速道路を走ってて、いきなり人が出てきたら、
そしてはねてしまったら、「なぜあのときあんな場所に…」って、
それこそもう、救われない気分になってしまうと思います。

とにかくそんなふうに、「高速で車を降りたやつが悪い」一色になってしまってたのですが、
どうにも暗い気分になってしまうのは、
じぶんが「降りざるを得ない」状況を経験したからでしょう。
(ちなみに、ハイウェイサービスも「車から降りてレッカーを待ってください」と言います)
もちろんやまねこは路肩に車を停めて、できる限り最善の処置をしたつもりですが、
前回書いた通りに反省点も、要領の悪い点もたくさんありました。
常に最善の行動が、迅速に(←これ重要)できるとは限りません。

それと、高速で車を降りたのは都合2回ですが、
最善の行動と言っても、「じぶんは運がよかったのだ」と思うことも多いのです。
「異常をすばやく察知して、安全な場所に車を停めて安全に降りて安全な場所で待機」
これだけのことなのですが、
周囲の音がうるさければ、異音に気づかないこともあるでしょう。
少しの脇見で警告灯に気づかなかったり、気づくのが遅れてしまうこともあると思うし、
少しのタイミングの遅れで減速してしまって、
車線変更が難しくなることだってあるかもしれません。
上り坂では、止まるまでに費やせる時間も距離も短くなります。
停めるのに適当な場所が見つけられず、
結果として見通しの悪い場所に停めるしかないケースもあるかもしれません。
非常停止板を出す間、設置しに行く間は、かなり無防備でもあります。

亡くなったかたが、どうして車を離れなければならなかったのか、
書いてないニュースもどうかと思うし、
それがわからないのに騒いでる人たちもどうかと思うのですが、
やまねこの経験が、この文章を読んでくださったかたたちに、
少しでもプラスになれば幸いです。
停止板は、買いましょうw


「Workin' for the Weekend」号が戻ってきたのは先週末土曜日なのですが、
木曜日から金曜日にかけての大雨で、ぱっと見はたいしたことなさそうに見えたんですが、
よくよく見たらかなりテントが浸水してました。
それでも土曜日に荷物を車に積み込んで、
日曜日にテントを干そうとしたらまた雨が降ってきて、
濡れたテントをとりあえず車につっこんで、今日あらためて干す、という展開に。
ずっとばたばたでしたが、
それでもふしぎと、「ついてない」とは思いません。

亡くなったかたは、どんなことを考えたのだろう。
パニックになってしまったのかな。怖くはなかったのかな。
正直、分離帯でレッカーを待ってる間、やまねこはかなり怖かったですけど、
怖いっていうのは、ぜったいにいいことなんだ。
脳の原始的な部分が「生きたい」って言ってるってことなんだ。

人は怖さを麻痺させてしまうことができるし、
ある程度麻痺させなくちゃ仕事にならないこともあるけど、
やまねこだって足場の上でついつい案全帯つけずに作業したこともあるけど、
そのときは麻痺してたって、あとからぞっとしたりするのです。
やっぱりやまねこは運がいいのでしょう。きっと。


ほかにもこの一週間は、身につまされるニュースがいくつかあって、
「中学生が学校から飛び降りて病院へ直行」とか、
「お子さんが猿にひっかかれて病院へ直行」とか、
やまねこはどちらも経験あるのですが(ニュースにはなってません(^^ゞ
全部書いていると大長編日記、というより、むしろ自叙伝になっちゃうので、
それは、またの機会に。


2015年も残り2週間足らず。
今年最後のLIVEも近づいてきました。

12/27(Sun.)
祖師谷大蔵 エクレルシ → http://cafe-eclaircie.com/index.html
Open 18:30 Start 19:00
1order+投げ銭制

2回めの出演になります祖師谷エクレルシ、
カバーを交えて約40分、お届けします。
いろんな事情で、ネットのみの告知になってしまったのですが、
投げ銭制なので、チャージを気になさることなく、
お食事を楽しみながら、リラックスして聴いていただけるとうれしいです。
(パスタおいしいです♪)
お忙しい年末ですが、ぜひお会いできますように。
お待ちしてますね!
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