関西百名山2座を登頂してきた。烏帽子山は、平成6年6/11〜6/12に、
子ノ泊山は平成7年10/9〜10/10に登っており、どちらも再訪である。
子ノ泊山には平成7年の時は、浅里登山口から1時間で頂上に達している。
烏帽子山には平成6年の時は、大門坂から東ノ谷をつめ、松尾ノ滝から
1時間で頂上。下りは鬼杉谷は道がなくなり陰陽ノ滝から大門坂に戻った。
12/5,JR天王寺駅7:59発くろしお1号で、新宮駅に11:49。中型バスで、
桐原登山口に12:45。案内板があり、子ノ泊山は蔵光山とも呼ばれ平家の
落武者、赤井蔵光が住み着いたところからこの名があると記されていた。
14:00に一等三角点のある頂上に着いた。△906.7m。
宿に着く前に、世界遺産・熊野速玉大社に立ち寄り、雲取温泉・高田
グリーンランドで泊まりとなった。
12/6,宿を7:15出発。林道終点には7:30。今回は、高田から烏帽子山△909.2
mに登り、下りは鬼杉谷から三ノ滝・二ノ滝を溯行して、那智大社に
降りてくるという縦走コースである。
俵石集落跡には8:05。ここから大杭峠への分岐があり、光ヶ峯△685.8m
を登るコースがある。一等三角点のある頂上には9:55。岩崎元郎氏が提唱
した「新日本百名山」のプレートがあった。
この山のシンボルである帽子岩に登り10:20、鬼杉谷を下る。
山ノ神には12:00。ここから三ノ滝・二ノ滝ルートを進むが、かつての台風
の影響で道は荒廃していた。ところどころに「新宮山の会」の標識があり
道迷いせずに済んだ。
三ノ滝には12:30。水量が少ないので滝壺あたりまで降りることができた。
二ノ滝には13:00。ここから先の徒渉では、道が崩れていて時間がかかった。
那智大社には14:25。
迎えの車に乗り「熊野の郷」にて一浴し、JR紀伊勝浦14:06発の「くろしお
30号」で天王寺駅に19:35着いた。
今日のコースは、徒渉に手間取り、全行程7時間を費やした。
陰陽の滝に下る道は、崖崩れで下山は禁止になっていた。
那智の滝（落差133m)の背後には、主峰・烏帽子山があり「那智山」で
総称される山々が連なり、那智原始林と呼ばれる、千古の緑をたたえた
原始林は国の天然記念物に指定されている。
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