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2015年12月14日01:55

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「ゲゲゲの女房」総集編第三回

総集編の最終回は「テレビ放映開始から水木プロの歴史とともに最終回まで」

・「悪魔くん放映開始」
水木の元に作品を映像化したいという人物が現れた
当時は「皇太子(現天皇)御成婚」「東京オリンピック」で一般家庭にもテレビが普及
子供たちの興味を引いたのは「ウルトラマン」などのいわゆる特撮であった
その点では悪魔くんも「特撮」の部類に入るだろう
テレビか?映画か?で水木はテレビを選んだ
理由はテレビのほうがずーーと長く収入が入るだろうという単純な発想だったらしい(笑)
そして放映時には両親も含め「水木一家」がテレビの前で正座して真剣に見て
オンエア終了とともに全員で拍手喝采だったらしい
ついに「水木しげる」の名前が全国に知れわたった瞬間だった

・「イトツとイカル」
水木の両親のあだ名を息子たちが命名した
イトツ・・・父親は食いしん坊で「胃がとてつもなく丈夫」から命名
サラリーマンではなく芸術を愛したが文化人というより実業家
・・・でもほとんど事業はうまくいかなかった
ドラマでの「臨終シーン」が秀逸!
「なんだよ!もう終わりかよ!でも楽しかったなぁ」(自分も臨終のときに言ってみたい・・・)

イカル・・・よく怒るところから命名
兄弟3人が少年時代に家の中でわーわーと騒いでいたときに
出刃包丁を畳に突き刺し
「しずかにしんしゃい!!」と怒鳴ったことがあったらしい(笑)
竹下景子が好演だったのだが総集編ではほとんどカットだったのは残念

・「最終週のありがとう」
最後のタイトルは「ありがとう」だった
その名のとおり「ドラマ出演者」たちが日替わりで登場最後を飾った
そして最終回で第一回のシーンに戻った
ああやっぱりあの時、少女だった奥さんを助けたのは「少年・水木しげる」だったんだ!!
しかもそれが主人公と視聴者にはわかったのだが
ドラマの中の水木本人だけはわからなかった(笑)
これはまさに第一回を見てなければわからないという演出
視聴者に対しての「全部見てくれてありがとう!!」ということだと思った

ただラストのラストで「キャラクター総出演」させたのなら
水木に「なんだぁ!みんな来てたのかぁ」のセリフの後に
「みんなぁ!一緒にいくぞーー!!」と言って
水木夫婦の後をキャラクターがぞろぞろついていくという終わり方も
よかったかもと個人的には思う

「まだまだ!これからだ!」も水木しげるらしいセリフだとは思います

一言不満を言うと「水木しげる追悼」のテロップも再構成もせず
NHKがただ「総集編の再放送」をそのまま放映したのはちょっとガックリでした

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