mixiユーザー(id:13520035)

2015年12月01日05:24

167 view

アニメ界で危惧される「オワコン化」

アニメ界で危惧される「オワコン化」リスク回避のための制作本数増加が原因か?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=3736991

どうも同意できない。
アニメ界の不安定要素を列挙すればそりゃ危惧される問題も出てくるが、アニメが乱造されたのは最近の話ではない。アニメの製作会社が潰れるのだってそうだろう。

乱造・・・というのはアニメから始まったものではない。
子供向けの特撮番組、おそらくバロム・1とかイナズマンとかザボーガーあたりの仮面ライダーの二匹目のドジョウを狙って始まった特撮乱造ブームがあって、これは玩具会社をベースにスナック菓子の会社が煽っていたのだと思う。

その後マジンガーZあたりでロボットが玩具とくっつく。ここでロボットアニメの乱造が始まっている。ロボット玩具というが、これは人形だ。昨今のドール市場との相似性が見られる。

そしてアニメはアニメ自体で売れる可能性が出てきている。
地方自治体が真面目にアニメの聖地化に取り組んでいる。特定の玩具や食品メーカーの販促品になるということではなく、アニメ自体や声優がアイドル化して一つのビジネスモデルを作っている。一作品あたりのビジネス期間が短いというのも疑問でテレビ需要が終わってもいい作品は劇場作品になるし、その期間はワンクールではなく2〜3年は続く。もっと長い作品もあるだろう。

キャラクターなのか声優なのか、アイドル的な魅力を狙ってアニメ番組が乱造される現状は確かに好ましくない一面はあるのだが、山が高くなれば裾野は広がるのが当然なのだと思う。

アイドル文化という基盤を得てアニメ業界はスポンサーに依存しない、というかスポンサーを自ら探しだす自活の道を歩みだしているように見える。
これがパチンコ業界のようなスポンサー「企業」ではなく一般資本家からの直接資金調達が出来るようになればハリウッド並に強固なビジネスモデルになるのだろうと思う。

ふむ・・・アニメ作品か製作会社向けのファンドがあったら、ウルトラハイリスクだけど良いのかもしれないな。

ハリウッド作品だってアルバトロス配給になるような作品にはひっでーものもある。潰れてる製作会社だって多いのではないだろうか。全体が大きくなればソコは仕方ない。




1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する