姉さん、テロです(駄犬メモ)

靖国神社のトイレで爆発により七五三や本殿の参拝を中止
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3725766

靖国神社はこういう事件が年に一度は起きる。い・わ・ゆ・る・『A級戦犯』も含む英霊が祀られていることに、反発する政治勢力が国内外に存在するのが主要因といえよう。しかし、靖国神社は宗教法人である。

政治家が分祀を要求することも信教の自由に対する侵害になりかねない。それは他国政府政権が要求する場合においても同様である。ゆえに議員に依るこういった主張は厳に戒められるべきであり、他国が要求する場合には断固として抗議されねばならない。信教の自由は日本國憲法が保障する基本的人権であるからだ。

また、一宗教、一宗派に害を及ぼさんとする私人の犯罪行為は、単なる犯罪行為にとどまらず、宗教弾圧とも言える野蛮で卑劣な行為だ。靖国神社を信奉する人々をも傷つける行為である。もちろん、それでも、その人達はただ早く犯人を捕まえてほしいと思うだけで、それ以上の事態にはならないだろう。基本的に神道は信徒に行為規範を示すものではないからである。

しかし、もしこれがイスラム教のモスクであればどうなっただろうか？日本のイスラム教徒がコーランを破かれたというだけで怒り狂った事件があった。相対的価値観で生きるほとんどの日本人にとって、これは正直、理解し難い事態である。

しかし、絶対的な価値観を示す宗教の信者にとって、彼らの神聖な場所やものを破壊するという行為は実に罪深いものなのだろう.。共感はできないが想像くらいはできる。できるが、本当にはわからない。わからないが、そういったことをすべきではないということくらいは別に無神論者にも異教徒にもわかると思うが、わからないのが今回の犯人なのである。

おわり

極端な話、靖国神社のその実態は、つまるところ霊璽簿なわけだから、建物なんかいくらふっとばされたって、中身は無事。