HUAWEI P8MAX ファーストレビュー

※量販店で店員と話しながら操作性等を試した個人的な評価です。
購入される際は実機をご自身でよく確かめてからにして下さい。

ヨドバシカメラ某店で話題のファブレット、HUAWEI P8MAXを見てきました。
P8MAXは僕が知る限り、ファブレットとしてもXperia Z Ultraの6.4インチを超える6.8インチとかなりの大型で、ほぼ7インチタブレットが不要になるレベルです。
お店にもギーク層なお客さんから問い合わせが多数来ているらしい。

サイズ感:このサイズだと手の大きい人でも肩手持ちは無理。
外装がアルミの様なサラサラとした金属感があるため滑り落とします。
ズボンのポケットには一応入るので、人によっては手ブラ歩きもokでしょう。僕が買うならそうします。

カラーと質感:ゴールド一色ですが、どこをどう見てもシルバーにしか見えませんw黄色味とかブラウンっぽさが微塵もありません。何故、アレをゴールドと称して売るのか意味が分からないw
質感は先ほど書いた通り、非常に高級感があり、カバー無しで使いたくなるほど金属の質感の良さがあります。

ディスプレイ:ジャパンディスプレイ社のNEO-IPSを採用しており、液晶離れしたコントラストの高さと視野角の広さ、色調の自然さと鮮やかさがあります。
LG端末やiPhoneと同格以上の品質を保っていると考えて差支えないかと。

レスポンス:私物のGalaxyNote3と比べて少しカクつきます。精々、iPhoneレベルかなと思いました。
GalaxyやLG端末は完全に指の動きに吸い付く様なヌルサク感があり、これと慣れているとどうしてもほんのワンテンポ遅れるというか、指に付いて来ない時に違和感を感じます。
普通の作業には支障ないですが、パズドラみたいなスワイプを多用するゲームをする人は注意。

発熱:ブラウザを使ってる限りでは特にありませんが、カメラを使っているとカメラ周りが熱くなります。熱伝導率の高い金属を使っているのも、そう感じる要素の一つかもしれないけど。

カメラ:基本的なUIがiPhoneシリーズとほぼ全く一緒。ピントを合わせてからの露出調整やスクロール型のメニュー切り替え等。
加えてかなり細かく色味や絞り調整が出来る、スマホのカメラには細か過ぎるレベルのマニュアル設定あり。

総評:もうすぐフォースタッチ対応のMateSも出ますが、先代のMate7に比べて液晶が小さくなっており、ファブレットを欲しがる人には少し残念なモデルになっている中、リリースされているファブレットの本命のような機種です。

HUAWEIの位置付けではMateSの方がよりマジョリティを狙ったフラッグシップでしょうが、フォースタッチ以外の要素ではAndroidバージョンも合わせてP8MAXも全く引けを取りません。

SIMフリーモデルの中では少し高額な部類ですが、国内キャリアモデルと比べても付加機能(ガラケー機能)以外は全く劣らず、コスパの高いモデルとなっています(キャリアモデルは10万超えがデフォ)。

自分もドコモのGalaxyNote3にIIJを挿して使っていますが、ドコモアプリやドコモIDの更新通知が鬱陶しかったり、消せないプリインアプリが邪魔でしょうがなかったり、今の機種がボロボロになったら真っ先に買い替えを検討するモデルです。

楽天モバイルから買う場合は、国内キャリアと同じく同時の保証サービス(修理、全損交換)が使えるので検討されてもいいと思います。