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2015年09月21日14:22

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シングル盤について～アイドル編②

● 岡田有希子／Love Fair
1985年10月発売。作詞･作曲がムーンライダーズのかしぶち哲郎（この方も一昨年亡くなってしまいました）、編曲が松任谷正隆。
およそアイドル歌謡らしからぬ、陰のある楽曲。
「花びら摘みとる　いけない子　やめて　NO NO NO…」なんていう歌詞にも、どことなく不穏な空気が漂う。
あまりヒットしそうにない曲だけど、オリコンチャート5位だからそこそこ売れてはいたのですね。
岡田有希子は、翌年1月発売のシングル「くちびるNetwork」（作詞・松田聖子、作曲・坂本龍一）で初のオリコン1位に輝くが、その年の4月に投身自殺。まだ18歳だった。

先日、Chelipがリリイベでカバーしていた「ファースト・デイト」は、彼女のデビュー曲。竹内まりやが作った曲でした。
Chelipは、サンミュージックから、さんみゅ～の全曲の使用許可と音源提供を受けているそうで、この曲と「くちびるNetwork」は、さんみゅ～のカバーをカバーする形となっているとの事です。
さりげなくChelip情報をはさんでみました。

● 早見優／渚のライオン
早見優は、サンミュージックでの岡田有希子の先輩ですね。
この曲は、ヒットした「夏色のナンシー」に続くシングルとして1983年7月にリリースされたシングル。
作詞・三浦徳子、作曲・筒見京平、モータウン調の夏らしい曲です。
ステッカーが付録に付いていました。

断っておきますが、岡田有希子も早見優も、特に好きだったわけはでありません。
持っている音源もこれだけです。
当時、地元のレコード屋でたまったポイントを使うために、わざわざ買わないけれどポイントでもらえるならばと選んだものだと思います。それでも、楽曲が気になっていたから手に入れたのでしょうね。

しかし、あのレコード屋。
30年以上も前から、今のポイント制と同じようなサービスを導入していたとは。
もちろん、ポイントカードなんて無くて、アルバムを買うと台帳に記入して管理していた。その交換率が何と破格の10％！アルバム3枚買うとシングル1枚、アルバム10枚でアルバム1枚と交換できたのです。
有難かったけれど、そんな事やっていたからお店が立ち行かなくなってしまったのではないだろうか？
でも、すべてのお客さんに対して行っていたわけではないだろうから…うーん、感謝するしかないです。

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