安保法案を阻止するために・・・と、色々考えてみる。
自分がもし野党にいたら・・・と。
何をどうあがいても、
衆参どちらも与党多数という状況では、
可決するのが必定。
「最後まで戦います」
と宣言しても、絶対に可決するのだから、
パフォーマンスのように見えて白々しい。
だからといって、『首相暗殺』と命を懸けるほどの首相でもなく、
虚しいだけ。
まず、税金の無駄遣いだから国会の会期延長をやめる。
政府与党の矛盾曖昧だらけの答弁に時間をかけても意味が無い。
次に、国会の審議は短い期間で真剣にやりつつ、
可決されたのちに、速やかに提訴し、安保法案の問題の本質を突く。
憲法違反であると裁判所へ訴え、司法の場で戦う。
そのために、「戦争反対」や「憲法九条を守れ」というブレた指摘は止め、
「憲法違反」という点に絞らなければならない。
そこを裁判になる前に、世論にも浸透させなければならない。
今日、ラジオで安保法案についてメールを受け付けていたが、
「中国、北朝鮮への抑止力とするため、米軍への協力は不可欠。安保法案賛成」
という意見や、
「日本を戦争する国にしてはならない。安保法案反対」
という意見がある。
米国は軍備を縮小していて、
自衛隊にその分を協力させるために安保法案を歓迎しているわけで、
抑止力が今以上に増すことは考えられない。
逆に軍備縮小しているのだから、抑止力が減ると考えるのが普通。
戦争する国にするか戦争しない国にするかは、議論すれば良いし、
憲法改正したいなら国民投票にかけ、国民が選択すれば良い。
今回の問題はそこではなく、憲法違反の法案を通すこと。
それらのことを、まだ国民が理解できていないのは、
野党の説明不足だろう。
毎日のようにデモの様子が流れる。
デモに参加している人たちは、全員、選挙に行ったのだろうか。
そして選挙で、自民党・公明党以外の党に投票したのだろうか。
それをやった上でのデモならいいのだが、
選挙には参加せず、デモに参加しているとしたら、
パフォーマンスだけで無意味。
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