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2015年08月14日11:11

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なぜソフトバンクは150キロ投手を輩出するのか

■甲子園の150キロ超え投手はプロで成功するのか?
(THE PAGE - 08月12日 20:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3563558

結構面白い記事

『「無名」が「剛腕」に変わるピッチャー育成術
なぜソフトバンクは150キロ投手を輩出するのか

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高校時代は名の知られていなかったピッチャーが、次々と150キロ超を投げるようになる――。
そんな夢のような育成を実現させている球団がある。
福岡ソフトバンクホークスだ。
彼らは一体、どのようなステップを踏んで、剛速球を投げるようになったのか。
そして、主力投手が抜け過渡期にあるチームには、どのような意図があるのか。ここでクローズアップしたい。
文=田尻耕太郎(スポーツライター) 写真=伊藤真吾、湯浅芳昭)

プロとしての体力がなかった2人

 ソフトバンクの若手投手たちがとにかくスゴすぎる。

 その代表格は今季3年目の20歳サウスポー、川原弘之。昨年7月に富山アルペンスタジアムで行われたフレッシュ・オールスター・ゲームで「155キロ」をマーク。元ヤクルトの石井弘寿が持っていた日本人左腕の歴代最速記録と並んだ。

 川原は今季一軍デビューを果たし、中継ぎ登板した5月22日の広島戦(ヤフードーム)では152キロを計測。一軍のマウンドでも臆することなくスピードボールを投げ込めることを証明し、高山郁夫一軍投手コーチは今後の先発ローテ入りを期待する発言をしている。

 さらに新星がもう一人。育成枠出身の19歳右腕、千賀滉大である。自己最速は4月13日のウエスタン・広島戦(マツダ広島)でたたき出した「153キロ」。その後、4月23日に育成枠から支配下登録入りを果たし、一軍の先発マウンドに2試合上がった。新しい背番号として、ホークスの伝統的エースナンバーで、昨年までは和田毅が着けていた「21」を与えられたところに、球団の並々ならぬ期待感が伝わってくる。

 次から次に誕生する、未来の剛腕エース候補。しかし、彼らは決して、高校時代に大きく名を轟かせたピッチャーではない。そして、何よりの驚きは、剛腕タイプでもなかったということだ。

 福岡大大濠高出身の川原は2年生で144キロをマークしたが、3年生では130キロ台がほとんど。蒲郡高(愛知)出身の千賀にしてもプロ入り前の最速は143キロしかない。また、2人とも甲子園出場の経験もない。

 それがプロ2年目で、この数字。「プラス10キロ」の理由を問うと、両投手とも同じ言葉を口にするのだ。

「腹筋をはじめとした“体幹”を特に鍛えました。いや、鍛えさせられました(笑)」

 彼らはプロ1年目を三軍で過ごした。プロとしての体力が、まるでなかったのである。「50回がノルマのトレーニングを課せられても30回しかできなかった。同期の今宮や下沖が普通にやれることを僕はできなかった」(川原)「僕は強豪校出身ではなかったので、ウエートを本格的にやったことがなかった。周りは高校からバリバリやっていた連中。筋力でも走力でもすべてで負けていた」(千賀)

基礎となる「工藤理論」専門家もサポート

 そのため入団から一定期間は投球を中断し、徹底的に体をいじめ抜いた。それを推し進めたのが三軍投手コーチの倉野信次コーチである。

「スケールの大きな投手を育てたいんです」

 今ページの企画趣旨を伝えると口元を緩め、さらに続ける。「体幹や下半身を特に鍛えさせたのは、決して150キロを投げさせることが目的ではなく、プロとしての体づくりの土台を作るためです」

 倉野コーチの投手理論の基礎は、ダイエー時代の先輩である工藤公康氏の影響が大きいという。工藤氏に習い、常に意識したのが「体幹」と「下半身」だった。そして、もう一つ大事なことがあるという。

「それは投球フォームをいじらないこと。もちろん基礎的な修正はしますよ。でも、『いじる』と『修正』は違います。若くて体の土台ができていないうちにフォームをいじると壊れてしまうだけ。まずは体づくり。フォームはその次でいいんです」

 球団もその方針をサポートしている。10年秋のキャンプで臨時コーチを務めたフィジカルコンディショニングの専門家である高西文利氏を、シーズン中も定期的に二軍本拠地の雁の巣球場などに招いている。その細かな指導と卓越した理論は若手選手に好評だ。

「これから楽しみな投手はまだたくさんいますよ」と倉野コーチ。

 ドラ1新人の武田翔太。高校時代の最速は151キロだったが、「それは1球出ただけ。今は常時150キロ出ます」と胸を張る。ドラ2の吉本祥二も6月9日の三軍戦で150キロの大台に初めて乗った。翌日にも2年目右腕の星野大地が「負けてられない」と自己最速の151キロをたたき出している。

 一軍は昨年までの主力がごっそり抜けてコマ不足の感があるが、ソフトバンクの投手王国復活は遠くない未来に実現しそうだ。』
http://column.fp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20120702-02&uid=NULLGWDOCOMO

ホークス・ファンの間では「クララの魔改造」と評判。

『倉野信次

背番号94 2軍投手コーチ(チーフ)

・スレでの愛称は 「クララ」 。
・三重県の生まれで、ブログやツイッターでそののんびりした口調が見られる。
・宇治山田高 - 青山学院大経由からダイエーに1997年ドラフト4巡目で入団(ちなみにこの年の1巡目は現鴎の井口)。2007年に引退し、球団職員を経験して2009年からコーチに。
・自身の現役時のMAX球速は144km/hほどであったが、コーチ就任以来なぜか150km/h台を出す投手を量産したり(一部では 「魔改造」 とも)と、少なくとも球速を伸ばすことに関して長けた能力を持っている様子。すごクララ。』
http://www37.atwiki.jp/sh_takasen/pages/69.html
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