中学生の頃の私にとって大河原邦男と言ったら神のような存在だった。
ガンダムのモビルスーツのデザインに惹かれ、ガンプラを自分の手で作ることにより更にそのデザインを堪能した。大河原邦男が描いたガンダムの映画ポスターなどはずっと見ていても飽きなかった。
メカニックデザイナー大河原邦男展。
長い間、第一線で活躍されている大河原邦男氏の歴史が凝縮された展示会だった。
ガンダムなどのリアルロボット物からコミカルな物まで幅広く仕事を手掛けられているが、音楽もそうだと思うが、経験による引き出しの多さと才能によりたくさんの魅力的なデザインを生み出されたのかなと思った。
今回、ガンダム以上に展示物が多かったのがダグラムとボトムズだった。一番興奮したコーナーだ。
ガンダム後の仕事の気合いを感じるものだった。
ダグラムもボトムズも渋いアニメだったが、特にボトムズはストーリーもメカもハマった。
ボトムズのメカデザインを初めて見た時、頭にスコープが付いているそのあまりにもリアルすぎるデザインにガッカリしたものだったが、映像で動くメカ(アーマードトルーパー）を見た時は痺れまくった。一気にボトムズの虜になっていった。
昔購入したテレビシリーズのDVDBOXを久々に見直したくなった。
まだまだ現役の大河原邦男氏。
これからもカッコいいメカデザインを描いていってほしい♪
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