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2015年08月31日12:54

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まだだめだ、「安倍辞めろ」「戦争法案反対」レベルでは、だめだ。無血democracy革命の必要性をデモ参加者は認識すべきだ。

■「いつか教科書に載る景色」 国会前デモ、なぜ広がった
(朝日新聞デジタル - 08月31日 05:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3591609

●【まだだめだ、「安倍辞めろ」「戦争法案反対」レベルでは、だめだ。

無血democracy革命の必要性をデモ参加者は認識すべきだ。】


坂本龍一がかろうじて憲法の本質に迫りかけたが曖昧だ。

有名人、政党指導者が、無血democracy革命というキーワードを出さねばならない。


●報道を見てみよう。

【1】(ソース:IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260709

【スピーチ全文掲載】音楽家・坂本龍一氏がSEALDsと初対面!ーー民主主義、憲法の精神を取り戻すこの運動は『マグナ・カルタ』『フランス革命』に匹敵する〜12万人が結集した国会前でスピーチ
*−−−−−−−引用開始−−−−−−−*
 中咽頭がんを患い、今月初旬に仕事に復帰したばかりの音楽家、坂本龍一氏が2015年8月30日、12万人の人で埋め尽くされた国会前に姿を見せた。

 「超待ってました!坂本龍一さんです!」。SEALDsの奥田愛基さんの紹介で登壇した坂本氏の姿に、参加者からは歓声が上がった。


 坂本氏は、SEALDsの前身SASPLの時代から若者たちにエールを送ってきた一人だ。SEALDsと坂本氏が対面するのは今回が初めてだといい、奥田さんと握手を交わした後、坂本氏は若者に向けたスピーチの中で感謝の気持ちを伝えた。

フォト


 「9条の精神がここまで根付いていることをはっきり示してくれて、とても勇気づけられている。ありがとうございます」

 坂本氏は絶望を感じていた現状の中で、若者たち、特に女性たちが立ち上がり発言している姿に勇気づけられているという。

 「もしかしたら、日本の歴史の中では、明治憲法しかり、日本国憲法しかり、命をかけて日本人が戦い取ってきたものではなかったかもしれないけれど、今、まさにそれをやろうとしているのです」

 そして坂本氏は、GHQによって書かれた日本国憲法の精神を「血肉化」しようとするこういった運動は、まさに「フランス革命」などに匹敵するものだと指摘。最後に、「一過性のものにしないで、ぜひ守り通して、行動を続けて欲しい。僕も一緒に行動していきます」と短いスピーチを締めくくった。

 以下、坂本氏のスピーチ動画と全文文字起こしを掲載する。

・・・・

https://youtu.be/I8HGTgwOQrM



・・・・

坂本龍一氏スピーチ全文

坂本龍一氏「こんにちは。今回の安保法案のことが盛り上がってくる前はですね、かなり現状に対して絶望してたんですが、このSEALDsの若者たち、そして主に女性ですかね、女性たちが立って発言してくれているのを見て、日本にもまだ希望があるんだなと思っているところです。

 ここまで崖っぷちになって初めて、私たち日本人の中に、憲法の精神、9条の精神がここまで根付いていることをはっきり皆さんが示してくれて、とても勇気づけられています。ありがとうございます。

 今の日本国憲法は、確かに、アメリカが働いたという声がありますけども、今、この状況で民主主義が壊されようとしている。憲法が壊されようとしている。

 ここに来て、民主主義を取り戻す、憲法の精神を取り戻すことは、まさに、憲法を自分たちの血肉化することだと思うんです。とても大事な時期だと思います。

 憲法というのは世界の歴史を見ると、何世紀も前から自分たちの命をかけて戦い取ってきたものです。もしかしたら、日本の歴史の中では、明治憲法しかり、日本国憲法しかり、自分たちが命をかけて日本人が戦い取ってきたものではなかったかもしれないけれど、今、まさにそれをやろうとしているのです。

 僕たちにとっては、イギリス人にとっての『マグナ・カルタ』であり、フランス人にとっての『フランス革命』に近いものが、今、ここで起こっているのではないかと思っています。

 ぜひ、これを一過性のものにしないで、あるいは仮に安保法案が通っても、そこで終わりにしないで、ぜひ守り通して、行動を続けていって欲しいと思いますし、僕も皆さんと一緒に行動してまいります。どうもありがとうございました」
*−−−−−−−引用終了−−−−−−−*


センチメンタリズムで決起しているエネルギーを称賛するのみでは、
無血democracy革命の成功には、ほど遠い。

理論がない。
啓蒙思想がない。

坂本龍一氏は、

「 憲法というのは世界の歴史を見ると、何世紀も前から自分たちの命をかけて戦い取ってきたものです。もしかしたら、日本の歴史の中では、明治憲法しかり、日本国憲法しかり、自分たちが命をかけて日本人が戦い取ってきたものではなかったかもしれないけれど、今、まさにそれをやろうとしているのです。」

と言った。
 

だが、坂本さん、ちょっとまってくれ。それではあいまい過ぎる。


1.【明治憲法は、あんなものは憲法ではないのだ。】

憲法というのは、主権者人民が、主権者人民の基本的人権を守る為に、国家に約束させたものだ。

天皇が主権者で、

主権(政治を最終的に決定する権利)を、天皇が持ち、

国民は主権者天皇の為にそこにいる付属品というこんなものは、憲法ではないのだ。


天皇が、国民を縛る、こんなものは、どう転んでも、正しい意味での憲法ではないのだ。



日本人民は、戦後はじめて憲法を持ったのだ。




***********************

2.【マグナ・カルタ】が正しい意味での憲法のはじまりだ。

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人民が国家に約束させたもの。人民が国家を縛ったもの。

これが憲法の本質だ。

誰が作ったかではない。

マグナ・カルタは欽定憲法だ。王が作らされたのだ。

それでも、これを作らせたことで、人民は、王を縛り上げたのだ。国家権力を縛り上げたのだ。


日本国憲法の原文は、日本人民が作った。

マッカーサー草案が途中介在したことなど、問題ではない。

日本国憲法というものができ、これで、主権者人民が国家を縛り上げたのだ。

れっきとした憲法の本質持つ憲法なのだ。

誰が作ったかではない。だれが手を挟んだかではない。



誰が誰を縛り上げているか、それが憲法の本質だ。



人民が、国家を縛り上げているのが憲法だ。




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3.近代市民革命で樹立した近代憲法には、啓蒙思想がある。国会前デモには、この啓蒙思想がない。希薄だ。

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近代市民革命を成功させた人民は、これを自覚するように啓蒙されていた。

(1).【国家】とは、主権者人民の基本的人権を守る為に、主権者人民が作ったものだ。

(2).人民主権の【主権】とは、政治を最終的に決定する権利であり、主権は人民にある。

(3).【国家権力】とは、国家が、国家の使命を果たすために、主権者人民が、国家に【信託】したものだ。

(4).もし、国家権力が、主権者人民の基本的人権を毀損するなら、そんな資格無き国家はいつでも主権者人民が取り換える権利を持つ。
主権が人民にあるのだから当然の権利だ。
これが【抵抗権】であり、【革命権】だ。抵抗権、革命権というのは極めて正当な権利だということだ。




「安倍辞めろ」 「戦争法反対」 この情緒的価値判断の連呼で、事実を変えることはできない。

それはまだまだセンチメンタリズムの世界だ。

このセンチメンタリズムが、事実を動かす力にならなければ、権力に勝てない。

国家権力を取り換えるという【無血democracy革命】の思想が台頭することが必須なのだ。




一つや二つの法案を変えて何が変わるのだ、

根底から、腐りきった【国家権力をリセット】する以外ないのだ。



下記、しんぶん赤旗には、さらに、トーンが情緒的価値判断に流された低レベルの報道にとどまっている。

人間が集まった、反対を叫んだ、これで終わっている。これでは、先が尻切れトンボだ。

後は、管理された投票用紙と、

洗脳メディアの渦巻く選挙戦と、

ムサシのインチキ集計鬼と、

腐りきった、最高裁判所事務総局と、

腐りきった検察と、

腐りきった、自公国会議員の過半数維持を前提にした、

行先お任せ馬車にのって、また4年間、人民弾圧の暴政、

すなわち、 戦争法の施行+個人情報の国家掌握(マイナンバー制度)+消費増税+・・・

やるべきことは、こんな不毛な国家権力と、こんな不毛な、憲法違反の日本の制度を、無血democracy革命で根底から覆すことだ。

日本国憲法を守る国にリセットすることだ。




臨時革命政権を作って、

それを監視するオンブズマン制度を作って、

日本国憲法を守る国家権力に一変する無血democracy革命の行使を宣言することだ。

その革命政権を樹立することだ。

主権は人民にある。

100万人でだめなら、200万人、

200万人でだめなら、300万人、500万人、1000万人と拡大すればいいのだ。



もう、安倍晋三政権が倒れるでは済まない。

無血democracy革命で、国家権力のリセットだ。



このデモそのものが、無血democracy革命の助走路を走っていることを、主権者日本国人民に知らしめることだ。






【2】参考までに

ソース:しんぶん赤旗:

(2015年8月31日(月)
12万人 怒りの包囲
戦争法案ノー 全国1000カ所超
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-31/2015083101_01_1.html

*−−−−−−−引用開始−−−−−−−*
 違憲立法・戦争法案の廃案と安倍政権の退陣を迫る「国会10万人・全国100万人大行動」が30日におこなわれました。北海道から沖縄まで列島津々浦々に戦争法案と安倍政権への怒りのコールがとどろきました。国会大行動を呼びかけた総がかり行動実行委員会が「12万人の参加で成功した。全国1000カ所以上で数十万の人がいっせいに行動に立ち上がった」と紹介すると、「オー」と大歓声がわきあがりました。戦争法案に反対する最大の全国行動になりました。主催者は9月8日からの大宣伝、国会集会、座り込みの連続行動を提起し、「安倍政権を倒すまで必ずやりぬこう」と訴えました。




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 午後1時45分、国会正門前は、「ウォー」という歓声と拍手とともに、あふれた参加者で歩道も車道も完全に埋め尽くされました。身動きできない人の波です。子どもを抱いたママ、キャリーバッグを引いた若い男性、プラカードを持って初めて国会に来た学生…。「安倍やめろ!」と書いた特大の垂れ幕つき風船もあがりました。国会にむけ老若男女、全世代が心ひとつに「戦争法案いますぐ廃案」「安倍政権は今すぐ退陣」と怒濤(どとう)のコールを響かせました。


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 国会正門前に特設されたメーンステージでは、国会論戦と国民の圧倒的運動で参院段階で廃案めざそうと野党4党首がそろいました。

 日本共産党の志位和夫委員長はじめ民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表がマイクを握り、スピーチしました。ともに手を握りあい、参加者と一緒にコールしました。

 作家の森村誠一さん、学者の袖井林二郎さん、憲法学者の浦田一郎さんらが次々にスピーチ。音楽家の坂本龍一さんは「これを一過性にせず、行動を続けてほしい。僕もみなさんと一緒に行動します」と語ると、大きな拍手がおきました。

 シールズ関西の寺田ともかさんは「主権者の声を安倍さんは聞こえますか。この国の進むべき道に責任をもっている一人として、この法案を許すことは絶対にできません」と訴え、「安倍はやめろ、戦争反対」とコールしました。

 日比谷公園霞門前のメーンステージで、アニメーション監督の宇井孝司さんは、アニメの語源が「アニマ(命)」であるとし、「今、命をないがしろにして脅かそうとする力が働いてる。平和憲法が殺されようとしている。何としても止めたい」と訴えました。

 東京都板橋区から参加した女性(44)は「安倍首相はこの12万人の声を聞くべきです。きっと、この場所に来たくても来れない人がいる。その人のためにも行動に参加し続けたい」と語りました。

*−−−−−−−引用終了−−−−−−−*

(了)
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