mixiユーザー(id:6864704)

2015年08月20日20:48

234 view

空白の4世紀に迫る発見

古墳時代前期(4世紀前半)の特殊な大型建物群が見つかっている
奈良県御所(ごせ)市の秋津(あきつ)遺跡に隣接した中西遺跡で、
多数の竪穴建物や区画溝の跡が出土した。

秋津遺跡では2009年度以降、東西約150メートル、南北約100メートルの範囲で、
現代の伊勢神宮などにみられる「独立棟持柱(むなもちばしら)建物」と
呼ばれる建物跡やそれらを板塀で囲んだ「方形区画施設」が出土。
祭殿のような祭祀(さいし)空間のあった可能性が指摘されている。

今回、その南西の中西遺跡で、一辺3〜6.5メートルの竪穴建物跡計26棟や、
人工的に掘られた幅30センチ〜1メートル程度の複数の区画溝が出土。
竪穴建物群は秋津遺跡の建物群と方位をほぼそろえていた。
両遺跡では東西200メートル以上、南北約400メートルにわたり、
祭祀と居住の空間が計画的に配置されていたとみられる。


ヤマト政権の実態が不明な「空白の4世紀」に迫る発見ということで
とても興味があります。この2つの遺跡で一つの都市空間みたいなものを
作っていた感じですかね。伊勢神宮などにみられるような建物も
あったようで今後の発掘や研究に大いに期待しております。


■奈良の中西遺跡で溝跡など出土 4世紀最大の建物群か
(朝日新聞デジタル - 08月19日 22:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3574289
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031