腸が煮えくり返ってるだろうな、総理は

■安倍首相「法的安定性確保は当然」＝礒崎氏に苦言、更迭は拒否―参院特別委
(時事通信社 - 07月28日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3538267

　更迭すれば、また安倍内閣が弱体化する。だから更迭させないのだろうが、本心は「この大事な時期なのだから、口を慎めと言ってたのに、言うに事欠き法の安定性を無視するような事を言うか？」と腸が煮えくり返るような思いだろう。

　総理らが繰り返し、法の安定性を問われ、当然、安定性に問題は無いと答弁していたのだから、補佐官ならば絶対に言うべき言葉じゃない。この時期、この問題で政府関係者が何か発言すれば、メディアが注目する。ちょっとでも失言すれば、大々的に報じられるのはわかりきった話。

　法の安定性は関係無い、などと言えば、法を軽んじているのだと言われるのがわからなかったのならば愚か過ぎる。

　総理に迷惑をかけた以上、辞任じゃなく議員辞職して身を慎みなさい。


　それはともかく、昨日の国会審議を聞いてて感じたのだが。
　野党の質問が実にだらしない。小川議員など総理などに対し、同じ質問の繰り返し。何度聞いても総理、防衛相の答弁が変わるはずも無い質問の繰り返し。彼の望む様な答弁すれば、揚げ足取りが徹底的やられる事がわかっているのだから、変わるはずも無い。

　で、そうやって無駄に時間を費やした挙句、「たくさん質問を用意していたのに一つしかできなかった」って、馬鹿か？お前が無駄にしただけだろうが！

　結局、佐藤議員など与党サイドが、法案の中身をわかりやすく総理らが説明できるような質問をするしかないのだろう。野党ならば、本来、法の不備を突き、その中心を抉る様な鋭どい質問をすべきなのに、衆院と同じレッテル針、揚げ足取り、重箱の隅をつつく、そんな質問ばっかり。

　野党がもっと厳しい質問をしない限り、このままの形でこの法案は決まってしまいそうだ。