前回(3月8日放送)の時は、取り壊しで終わったが、3か月ぶりにその続きが放送。
ドイツは、景観にうるさく、常に庭の手入れをしてないといけない。
【依頼者】
ドイツに住むカーロさん。
【ドイツ人の旦那さんの要望】
日本人の妻と結婚。その妻のために『日本庭園をつくってあげて日本を思い出してほしい。』と依頼が来た。
【日本人の奥さんの要望】
1番の悩みは、奥さんがゴミを門の外に出すのだが、重い時は40キロのポリバケツをだすのに、17mの階段が大変。ポリバケツの下にローラーがついてるが、スロープにしたい。
造園家であり、廃材のスタイリストにかかれば魔法のように生まれ変わる個の人、『プレイスケープの金井良一』が今日の匠。
チーム金井として、土木見習い経験のあるユージと実家のリフォームでお世話になった木本が入れ替わりで参戦。
ドイツは廃材王国。ほぼ再利用。
それでもかかった費用:日本円にして約380万でリフォーム!
門扉はかわいいので、そのまま再利用。
使い道のなかったプランターも再利用。
プランターの中にモルタルを敷き、どどめ石を入れる。そして植物入れる。
元々プランターなので、透水性があり、雨が降っても中までしみこみ植物まで行き届くように上は塗装してない。
ドイツは、玄武石が使われているので、この石を使い延べ段にした。
このプランターは、一般的には、どどめとしても使われている。
数が足りなかったのであとはホームセンターで買い足し、ぬった。日本円で300円ほどだが、1個50キロ重い。
このまるい中に植物を入れておしゃれな感じに。
プランタから少し雨漏りする感じなので、雨が降ってもちゃんと花まで水が届く。
以前、20段ほどの外階段は、40キロのゴミ出しにタイヤを持ちあげなければいけないほど大変だったので、緩やかな坂のアプローチにした。
苔【こけ】もドイツの職人さんの紹介で、山から調達。
土だけでなく、丸太に苔がはえてたりそのまま利用。
緩やかな坂のアプローチの横に上から流れてくる小川を作った。
丸太の苔や小さい苔と白い小石をおいて、これも日本らしくなった。
奥さんの車庫も作って、トランクから取り出した思い荷物は、後ろにいったん置いてから家に運べるように、★檀をつくった。
広々とした庭園は、枯山水と奥さんの生まれ故郷の瀬戸大橋も作った。
廃材の古いタイヤを土台を山にし、元々あった禿げた芝を乗せて枯山水に!
手前の花びらは、ビール瓶の底を型取ったもの。
フェンス作り
日本庭園にある光悦垣を作る。
ドイツには、竹がないので代わりに、水道管の細い黒いビニールパイプの廃を使用。ななめフェンスを作り、周りにすだれを丸めてふちにし、ドイツでも調達できるすだれを巻いて、ふとい麻の紐?でぐるぐるまいて完成!
旦那さんがゴミ捨て場から調達してきたのでタダ。
鹿威し【ししおどし】
ユージが再度手伝いに来る際、日本から竹を調達してきてもらって、完成!!受けの部分は、廃材のタイヤセメントを固めたものだ。
ちゃんと水も流れてる。
ピザ窯、シンク、BBQ棚
石窯も廃材の煉瓦で作った。
作り方は、段ボールでドーム型に円を書き、そのまわりを煉瓦で固めていく。
セメント?が乾いたら、最後に段ボールは中で燃やせばOK!
シンクも、廃材場から調達。
流し台の上の部分だけもらって蛇口だけ購入。
キズもの煉瓦とシンクとBBQの棚は廃材.
なので扉と蛇口しか材料費がかかってない。
BBQの棚を木本が担当。
実は、前回、木本さんが実家のリフォームしてもらった時、金井さんだったので、お礼にと、チーム金井として参加したのだが、煉瓦積むだけなのに下手くそで怒られていた。そして今回、ドイツの職人さんにも『曲がってるぞ、遅い!そんなんじゃ固まっちゃうぞ』と怒られてた。
こんな人使えない助っ人を呼ぶ必要があるのだろうか・・・。
外灯
洋風から和風にリメイク!
以前、利用していた錆びて色がはがれたランプは、ガス管に、麻を巻き、モルタルを塗って屋根をつけて、灯篭にした。再利用してる。
門扉
以前使ってたものをそのまま再利用。
車庫
新しく出来て、屋根も付いている。
プランターは塀になった。プランターの上から水をやると植物までしみこむ
川
夜遅くまで働く金井さんに、ドイツの職人さんも、近所の人も差し入れしたり、家にある道具を貸し出してくれたり、とにかくドイツの人は優しくて、人の温かさに見ている私も感動した。
金井さんのまじめさと技術に誰もが応援したくなる。
アフタービフォー初の海外リフォームだったが、素晴らしい日本庭園が出来た。
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