高校生のレベルに合わせる？

今朝　時間調整のため喫茶店に入いり　久しぶりに朝日新聞を読んだ。

その記事の中に　「学生でも理解できる言葉で政策の説明や国会での質疑応答をやってくれ」という高校生の投書が紹介されていた。

でも　これって　何だか　しっくりこない話題だ。

最近　特に新安保法制が分かりにくいから、もっと政府は国民に説明して理解を深めよと言うが、どうだろか。

マスコミの役目の一つが　「専門用語の羅列で分かりにくい法律・政策・条約などを　噛み砕いて国民に　それこそ高校生にも理解できるように紹介・説明する事」のはずだ。　そこを　そ知らぬふりして、いかにも政府の努力が足りないって言うのは、ずるい。

この高校生の投書を載せて平気なのは、新聞としての自覚がないのだろうか。　我が新聞社も解説努力が不足しており申し訳ありません、と頭を下げてるならともかくも　だ。

（政府の説明努力が充分だと言っているのではない。特に安倍総理の昨日の説明は「蛭子能収」なみに下手だった。）

各マスコミよ、それぞれ独自の方法で、高校生にも分かるように　今回の「安保法」を説明してみせてくださいな。

なお　この投書の学生よ、高校生にもなったら、「理解できない語句や文章」に出会ったら、自分で調べなさい。　ネットのなかった昭和なら困難だったことも　現在では簡単に検索できるじゃん。