今シーズン初の奈良県での採集に行ってきました。
車を降りて山道を歩いてポイントに向かいますが、ここ数年この山道にイノシシがよくいます。
山道を歩いていると、藪の中でガサガサと動物が動く音がしました。
どうやらイノシシのようですが、遠くへ逃げて行ってくれました。
イノシシ用のトラップも仕掛けてありましたが、中には入っていませんでした。
イノシシの恐怖から開放されて早速、昨年オオクワを採集した木を見に行きました。
オオクワはいなくてもヒラタはいるだろうと思ったのですが、ウロの中にコクワしかいません。
コクワしかいないのかと思いましたが、スジクワが2♂だけ採れました。
スジ 24mm 21mm
ここではスジだけ採集して次のポイントへ向かいました。
樹液が出ている木を見に行くと、
小さいスズメバチが2頭いました。
白い変な虫がいると思ったら、脱皮中のゴキブリでした。
オオゴキブリもいます。
赤みの強いコクワのチビ♂
ノコとヒラタは行けば必ず採れるポイントだったのでスジとコクワしかいなくて残念です。
夜になってから外灯採集に行ってみました。
2年前にはミヤマの70mmオーバーが2♂も飛んで来た外灯に行ってみました。
しかし、クワガタの姿は見えず蛾だらけでした。
スジコガネ
なぜかナナフシが植え込みに数頭いました。
愛知で採れるナナフシは触覚の短いナナフシモドキ(♀100%)ですが、奈良では
触覚の長いエダナナフシ(♂♀半々)ばかりです。
この外灯ではカブト1♂2♀、コクワ1♀、スジカガネ数頭(標本用)、エダナナフシの
終齢幼虫2♂3♀を持ち帰りました。
今月末、また奈良県での採集に行ってきます。
次回はミヤマやヒラタ、できればオオクワを採ってみたいです。
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