7月4日、「ルーヴル美術館展 日常を描く−風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」を、京都市美術館で観ました。
東京展では66万人を動員したと聞いていたので、土曜の午前、混雑を覚悟の上、行きました。
すると入場制限もなく、すんなり入れました。
入り口付近はかなり人がいましたが、お目当てのフェルメールの「天文学者」もゆっくりじっくり鑑賞できました。
相対的に予想外に空いていました。
ルーヴル美術館といえどもフェルメールは2点のみ。
今回が初来日の作品で、よくぞ貸してくれたものと驚きです。
今回は「風俗画」がテーマなので、内容は親しみやすい作品が散見されました。
ムリーリョは聖母子の絵で有名ですが、今回の展示では「のみを取る少年」が来ていて、ムリーリョの力量があますところなく発揮されています。
またクエンティン・マセイスは私は知りませんでしたが、「両替商とその妻」は面白いと思いました。
あとティツィアーノの「鏡の前の女」は美しい作品です。
サルを擬人化した絵画も、目新しいものでした。
京都展は会期が始まって間もないので空いていたかもしれません。もし観たい方はお早目の鑑賞をお勧めします。
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