mixiユーザー(id:16621253)

2015年07月08日06:50

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プログラムのバグ、仕様ミスですね

この金額が約5億3897万円、と、「約」の表現が付いている。
そして、「プログラムの問題」とくれば、プログラマなら誰でもピンとくる。

以下の仕様と想定した場合、この問題とその数字が導き出される。
尚、あくまで私個人の推察であり、真実は不明です。


恐らく、金額を入力する欄が空白(未入力)の図書だったのでは?

金額が未入力の場合、ファイルに出力する際、「空白」文字で埋められた可能性が考えられそうですね。

未入力欄は0と表示させたくない、空白で表示してくれ、と言う要求仕様でもあったのかな?

上記要求仕様を満たそうとした場合、普通に考えればデータ上は0で保存し、表示する際、0だったら空白に置き換えて表現する筈だけど、そうではなかったんでしょうね。

空白文字は文字コード(16進数)で表すと0x20。
そして0x20202020 と4バイト、データを保存する際に誤って空白の文字コードで埋めてしまっていた、と想定し、これを10進数に変換すると、見事、

「538,976,228」(約5億3,897万円)

という数字が弾き出される。

設計段階による仕様ミス、確認不足が原因で発生した「事故」と思われます。

このロジックを組んだプログラマはきっと経験の浅いプログラマさんだったのでしょうね。
もしくは2人以上で作られ、仕様の認識がズレていた事(コミニュケーション不足)によるか。

尚、0以外の数字が入力されている図書の金額の相違は明らかにオペレータの入力ミスですねw

以下、本文全文掲載。

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 青森市の青森公立大は、実際は19冊で計23万1700円だった図書購入金額を計約16億円過大計上していたことを明らかにした。本を管理する図書情報システムの事務処理ミスなどが理由という。

 2012年3月、寄贈を受けた図書が所在不明になっていることがわかり、所蔵する計約18万冊の図書を調べていた。その中で13年7月、図書システムに登録されている1冊の本の金額が約5億3897万円と記載されていたのが見つかり、ほかにもないかどうか調査した。

 その結果、実際は1冊2300円、2800円、3914円だった計3冊の本が、それぞれ約5億3897万円と誤記載されていたことがわかった。

ー以下、「続き」の部分ー

 十数年前に図書システムを新システムへ移行した際、プログラムの誤りで、一部図書の購入金額が誤記載されたとみられる。それを大学がチェックをしてこなかったという。このほか、手入力のミスとみられる本が16冊見つかった。

 一方で、図書資産に含まれない雑誌約1万6千冊(購入額約3476万円)が資産に含まれていたことや、09〜13年度の寄贈図書約370冊(約18万円)が資産登録されていなかったこともわかった。

 公立大の福士耕司理事長は「調査の結果、不正行為はなく、大学の財産に損害を与えるものもなかった。だが、ミスや長年気づかなかったことは、大学に対する信頼を損ねることにもなりかねず、市民に深くおわびします」と話した。
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■1冊2300円の図書、5億円と過大計上 青森公立大
(朝日新聞デジタル - 07月06日 21:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3502982
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