前回のエントリーでUbuntu 15.04 マウスポインターが表示されない場合の対処として、HDMIケーブルで外部ディスプレイを繋いで再起動すると書きましたが、間違っていました。
外部ディスプレイを外して起動したら正常に表示されましたが、システムのアップデートをしたところ、また消えてしまいました。
問題の真因は、デフォルトでマウスカーソルのテーマとしてDMZ−whiteがもともと設定されていますが、このままだと不安定になるようです。
解決法としては次のファイルの設定を変更します。
sudo gedit /usr/share/icons/default/index.theme
エディターが起動したら、
inherits=DMZ-white
とある行を
inherits=whiteglass
に書き換え、Ctrl-S,Ctrl-qで上書きセーブし、ログアウト+ログイン、または再起動すれば白いカーソルが表示されるようになります。
うまく行かない時は、
inherits=
と設定をブランクにして再起動してみて下さい。
ネットで調べてもどうして、こうすると治るのか書かれていませんでした。
私の感じではDMZ−whiteというテーマとHDMIインターフェースの状況、Windowsとのデュアルブートの環境、ディスプレイのprimary設定がたまたま内蔵ディスプレイではなく外部ディスプレイになってしまう場合が有ること、Conkyで表示設定をいろいろしていることの複合的な要因で発生している気がします。
WindowsとUbuntuのデュアルブート環境で、ラップトップのHDMI接続の外部ディスプレイを接続しています。
シャットダウンした後、HDMIケーブルを抜いて、ラップトップを起動した場合、たまにマウスポインターが表示されないことが有ります。
マウスを動かすとポインターが見えていないだけで、ロンチャーやメニューの上に見えないポインターが乗ると選択できます。
こうなると、再起動をしてもマウスポインターは表示されないことが多いようです。
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