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2015年06月03日12:49

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ドラゴンボールに限った話ではないでしょうが

 ジャンプの歴代作品だけでも、明らかに引き延ばしているな、と感じられる作品は多かったですね。それでも売れている看板作品は、営業戦略として終わらせることはできないのは、ある異種の必然なのでしょう。先週の戦う書店ガールにおいても、大人気作品を他のことに使ってしまい、担当編集者が飛ばされた、という話もありましたね。

 作家の意思ではないところで、作品が動いてしまう、この構図を外すことは相当に難しいでしょうね。

 売れれば続編を求めてしまう、これは読者側の問題という提起ですが、たしかにそれは否めないですね。ただ、それにそのまま乗っかってしまうだけでよいのかな、という意識は出版業者にも持っていただきたい、と思います。

 鳥山明先生が、ドラゴンボール以降の名作がない、ということですが、仕事に対するモチベーションを掻き立てられる状態にあるか、ということなのではないでしょうか。すでに、収入も安定しているうえに、出版社都合もあって引き延ばしてで無理やり引き出されてしまえば、次の名作を生みだすような土壌はなかなか厳しいのではないでしょうか。そんなに人の才能が無限大ではないように思います。

 Dr.SLUMP で土俵を育て、ドラゴンボールで花開き、ドラゴンクエストのキャラデザインで更に一般に広まった、という経過を考えれば、さらなる作品と簡単にいっても、難しいでしょう。

 連載の長寿記録のこち亀とて、ネタの使いまわしは行われています。新たなスパイスを入れることで、新たな作品を生み出してきてはいますが、全く新しい内容を生み出すのは、かなり難しいのではないでしょうか。

 人気があれば続けてほしいが、それをあえて締めることができるのも、名編集者なのではないか、と考えてしまいます。

■ついにトリシマ編集長が認めた!「ドラゴンボールはフリーザ編で終わるべきだった」
(リテラ - 06月02日 21:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=209&from=diary&id=3447145
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