両親をそれぞれ看取った後、実家を少ししづつ片づけながら思っていたこと。
娘達にはこの思いはさせたくない!
まだ還暦には間があるけど、まずは日記を1冊づつ読み返した後に処分しようと、
手に取った1冊の日記帳。
第2子を妊娠中から出産まで。
長女や胎児のことより、なぜか徐々に不機嫌で無口になる夫に戸惑う気持ちばかりを綴っている。
仕事の失敗で落ち込んでいるのかなんて、おめでたい見当違いな心配。
ロサンゼルスオリンピックの開会式の日だった。
夫のスーツに彼女宛の手紙。
読んでしまった直後の立ちくらみ・・・・・・
憤怒、絶望、後悔・・・・・
たかだか1冊の日記帳なのに、読み返すだけで一日のエネルギーを使い果たしてしまった。
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