編集中>>
ちょっと今ショックすぎてあいた口がふさがらないというか。どうまとめていいのかわからないのが正直なところ。
今、放射線影響の話の手前まで読んでいるんですが。
この本は放射線、放射性物質影響以外にも内分泌かく乱物質(所謂環境ホルモン)、鉛などの重金属についても書かれています。
今日本で起こってることは、アメリカなど先進国では、もっとまえに、より極端な形で起こってきていたことだったのだ。と言うこと・・日本では、解明されてない、わからない、などとシラを切り通していることも、すべてはもう前例があるということを頭に入れておかなければならないと、改めて感じました。
検索から
日本の環境行政は、いままで、子供を基準にした環境規制をなどという発言をしたことはありませんでした。それどころか、例えば、母乳からのダイオキシン摂取量が環境庁の設置した健康リスク指針値5pgTEQ/kg体重を越えていても、それは、母乳を飲む一時期にすぎないから、生涯を通じては、問題ないとの態度をとってきました。マスコミも内分泌系撹乱物質については、ほとんど報道して来なかったため、今回のこの新聞見出しは、いかにも唐突に思えました。
乳幼児や子供を基準にした環境対策についての必要性は、以前からいわれており、アメリカで1980年に出版された、クリストファー・ノーウッドの『AtHighestRisk』(綿貫礼子・河村宏訳『胎児からの警告−危機に立つ生命環境』)にも、鉛やダイオキシン、DBCPほかの生殖系毒物や放射線の問題が触れられていましたが、昨年3月テオ・コルボーンらがその著『OurStolenFuture』で最近の研究をもとにして、ダイオキシンや農薬、プラスチック関連物質が内分泌系錯乱物質として作用し、野生生物やヒトの生殖系などに影響を及ぼす危険性を警告したのを契機に、アメリカでの、さらには先進国での環境政策として、取り上げられだしたわけです。
続きはこちら
http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/kiji/t06504.htm
奪われし未来:10年後
ジョン・ピータソン・マイヤーズ、ダイアン・ダマノスキ、テオ・コルボーン
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/research/che/OSF_a_decade_later.html
・・・・・
<続く>
ログインしてコメントを確認・投稿する