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2014年12月22日18:17

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「朔旦冬至」

本日12月22日は一年で最も昼が短い冬至。今年は19年に一度の「朔旦冬至」って知ってた?

2014年の冬至は12月22日。冬至といえば太陽が出ている時間が1年でいちばん短くなる日ですが、今年はそこに新月が重なる「朔旦冬至」(さくたんとうじ)という珍しい日だそうです。冬至に新月が重なるのは19年に一度といわれ、占いなどでは大変に縁起のいい日として知られています。ここでは、朔旦冬至の意義と、身体にもやさしい冬至の風習をご紹介しましょう。

本日12月22日は一年で最も昼が短い冬至。今年は19年に一度の「朔旦冬至」って知ってた?


◆「朔旦冬至」はなぜ縁起がいい?
冬至は、この日を境に力を取り戻していく太陽になぞらえて、「一陽来復」(いちようらいふく)とも言います。つまり、悪いことが続いていてもこの日を境にリセットされ、運が開かれていく、という願いがこめられた日です。また、新月も同様に、姿を消した月が再び力を取り戻して満ちていく日であり、占星術などでは「リセット・再生」の重要な意味を持つ日とされています。つまり、朔旦冬至とはリセット・再生・開運といった意味を持つ日が二重に訪れる日なのです。ほかにも、朔旦冬至は、「19年に一度必ず正確にやってくる」「正月(古代中国では冬至を元旦とした)と新月が重なる」などの理由から、古来より大変におめでたい日とされており、日本でも江戸時代まではこの日を重んじる風習が残っていたそうです。


◆カラダにやさしい冬至の食べ物
冬至の風習といえば、「柚子湯に入る」「カボチャを食べる」といったものが有名ですね。カボチャ(なんきん)を食べる由来については、「ん」の付くものを食べると「運」がつく、という語呂合わせと、「ん」は「いろはにほへと」の最後の文字であることから「リセット→再スタート」の願いが込められている、など諸説あります。運盛りを食べましょう。
しかし、単なる縁起かつぎだけでなく、カボチャはビタミンやカロチンを豊富に含み、体を温めて風邪を予防する効果があり、栄養学的にもこの時期に食べるのに適した食材なのです。ちなみに、「冬至の七種」と言われるのは、なんきん(カボチャ)・れんこん・にんじん・ぎんなん・うんどん(うどん)・きんかん・かんてん──の7つ。いずれも「ん」が2回入っており、体を温める効果や、美容効果があることで知られる食材ですね。ほかにも、冬至粥(小豆粥)やコンニャクを食べる風習もあり、これらの食材には便秘の解消・むくみを取るなどの効果があります。


◆柚子湯には美肌効果も
もともと「柚子湯」には、入浴して身を清めることで厄払いをするという禊(みそぎ)の意味合いがありました。ほかにも、カボチャと同様に「柚子=融通」「湯治=冬至」のごろ合わせもあります。柚子湯には血行を促進し、体を温める効果があり、これは風邪の予防や冷え性の症状の緩和などに役立ちます。また、柚子の果皮に含まれるクエン酸やビタミンCには美肌効果も期待できるとのこと。冬至の風習は、古来よりの知恵であり、昔の人々が実践してきた効果的な冬の健康法なのですね。

よし!リセットリセット!明日も仕事頑張ろ!
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