豪徳寺の境内には三重塔があります。まだ新しい塔で、平成18年竣工だそうです。
この塔の初層の軒下に、東西南北各面にそれぞれ3体ずつ(3×4=12)、干支の動物の彫刻が飾られています。
1枚目はわが干支のうさぎで、こういう伝統的な波乗りうさぎです。
さて、ネズミはというと、2枚目がそれです。
これ、ネズミよりもネコがメインですよね。天敵のはずなのに、ネズミは少しも怖がらず、ネコに小判を渡そうとしています。
そういえば、日光東照宮の眠り猫の裏側には、遊んでいる雀の彫刻があるそうですね。雀がネコを怖がらずに悠然と遊んでいる姿が、平和な時代の到来を象徴しているのだとか。
ネコとネズミとが仲良くしているこの彫刻も同趣旨なのでしょうかね。しかし、ネズミの彫刻のはずなのに、ネコがメインって。(^_^;
ネコの彫刻(じゃなくて、ネズミの彫刻だった)は初層北側の中央にあります。その真上、二層の軒下には3枚目の彫刻があります。
さすが、招き猫のお寺です。
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