正見（しょうけん）

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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　２０１５年　平成２７年　
　４・２９（水）


　　　　　正見（しょうけん）
　
　
　姫野です。
　今日京都は薄くくもがかかる晴れの一日でした。
　暖かくなり服装に少し迷う気候になりました。
　　

　ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。
　ＧＷ前半をいかがお過ごしでしょうか。


　僕は仕事上ＧＷは無関係で
　特にどうということはありませぬ。トホホ…

　しかし、若葉の季節は好きです。
　京都は東京と異なり
　特別に出かけなくても若葉が楽しめるのが
　とてもよいな〜と感じます。

　
　　　をちこちに　滝の音聞く　若葉かな

　　　　　　　　　　　　　　　　蕪村


　僕は
　ひとりで木陰でやすみながら
　自分がとうてい実現できない夢を
　思い巡らすのが趣味のひとつです。


　僕のことですから
　それは、内面の人間的完成についての
　夢になります。


　この年になっても
　自分はなんて愚か者なんだろう。
　人間的な器がなんて小さいんだろう。


　そんな想い、
　そんな深い反省が
　つよい夢を産みます


　人によって、人生の時期によっても
　その人が惹かれる人格というのは
　変わってくるかもしれません。

　
　あなたはどんな人に惹かれますか。
　

　あなたは人として
　どんな自分になりたいでしょうか


　人間的な器というのは
　年齢を重ねれば自然に大きくなると
　いうものではなく

　やはりその人がある程度意識して
　学ばないといけないものだと僕は想います。



　さて
　ではどのようにすれば、
　人としてよいと言えるのだろう。と疑問になります。
　そのよるべき基準が欲しくなります。


　仏教では、八正道を説きます。
　それで、少し八正道について述べましょう。
　今日は正見について。


　まず
　１　正見（しょうけん）

　　　正しい見解、真実の知識にふれる。学ぶ。
　　　「般若」と呼ばれる智慧をもつ。


　　この世に対する真実の知識をもつ

　　この世・このあなたの人生の本質とは何か。


　　真実の知識は
　　「お前は何者か」
　　「私」の根源的本質とは何か


　　私の本質を探究することによって
　　もたらされます。

　　
　　「私」の「根源的な実在」と呼べるものを
　　探求することによってはじめてわかります。


　　私の根源的本質を「身体」と思うなら
　　その人は世界は、ばらばらの個人からなる
　　つかの間の生存の時間と空間になるでしょう。


　　私の根源的本質を「心」「自我」と想うなら
　　すぐに移ろう、煩悩の世と映るでしょう。


　　しかし
　　さらにその奥に不滅の根源的な実在がある。
　　

　　そう知ることが
　　真実の知識・叡智　「正見」といえる。
　　古来からの賢者はそう説くのです。



　　つづく…


　ではでは
　愛を込めて！
　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）


　今日も笑顔でニコッとね。


　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　

　僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
　お読みいただけると嬉しい。
　
　本の少し詳しい内容とお求めは
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　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。


　よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
　　（聖心寺・聖心神社）
　　http://seisinji.net/index.html
　

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　生涯かかっても実現できないような
　大きな夢を持ちなさい


　できると信じればできる。