小説「一ナノ秒のリリス」瀬尾順

あらすじ
ある暑い夏の夜。赤羽一希が立ち寄ったいつものコンビニは、非日常の光景へと一変していた。
そこにあったのはたくさんの死体と、その中心で泣きじゃくる黒髪の少女の姿。
混乱する一希の前に、更に武装した兵士たちがやってくる。
一希はリリスと名乗ったその少女を連れて、夜の街を逃げ出すが、逃走空しく、リリスは連れ去られてしまう。
翌日、連れ去られたはずのリリスが、一希の学校に転校生として現れた。
何事もなかったかのように過ぎる日常だが、リリスは何かを隠しているようでーー。

ボーイミーツガールものと言うことで、惹かれました
表紙に惹かれなくも。
良いですねぇ、ボーイミーツガール。
こういう展開が大好きです。
世界のためにあることをしなくてはならない、と言う設定も非常に上手く活かされています。
時には胸がドキッとするようなそれでいて純粋な気持ちになるような、そんな展開もあります
こういうのに弱いんだなぁ、と改めて思いました