鬼子母神とは、子授け・安産・子育ての神様として有名な仏教守護神の一人だが、元は『夜叉』であり５００人の子供の母親であった。彼女は人間の子供をさらっては食べてしまうため、見かねた釈迦が彼女の５００人目の末子を隠してしまった。
突然我が子が居なくなったことに驚き、嘆き悲しみながら鬼子母神は７日間の間、世界中を駆け巡り我が子を探すのだが見付からない。憔悴しきった彼女は、釈迦に最後の望みを託し相談に行くのだが、そこで釈迦に『５００人の子供のうち、たった一人が欠けても半狂乱に嘆き悲しむお前は、今まで沢山の人の子を食らい、その親を同じ苦しみ・悲しみに突き落としているのだぞ！』と一喝するのだった。
釈迦の説得で改心した鬼子母神は、末子を返してもらい、仏教と母子の守護神となったのだ。
…と前置きが長くなったが、母親というものは誰よりも我が子を愛する存在なのに、こんな風に夜叉以下の人間に成り下がるのなら、初めから子供などもうけなければ良かったのだ。もしくは、旦那の選択を過ったな。
いずれにせよ、その利己的で残忍な犯行は、もはや人の行動では無くなっている。塀の中でしっかりと罪を償い、奪った命の重さ・尊さを反省してもらいたい。
男児不明、親「山梨に埋めた」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3393548
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