■ mixi の仕様変更が、『工作員天国』 を生みつつある現状について

（たいへんに長文です）

まず最初に、
この日記は 「mixi運営批判のそれではない」 ことを、
ご理解いただきたいと思います。

mixi のシステムが、「結果的に」
『情報操作に利用されやすくなってしまっている』 点への
指摘のようなものとしてお読みください。



★最近の mixi について、
深い懸念を感じています。


それは、ここ何年かの mixi の仕様変更が、

ことごとく
『ネット工作員に有利な方向へシフトしている』
と感じるからです


その論拠を、とりあえず 「３つ」、
以下に挙げてみました。


　▲【「ｲｲﾈ」 の数が、つぶやきの生き残りを左右している】

　▲【「日記」 が冷遇されている】

　▲【アクセスブロックが容易になっている】



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▲▲【「ｲｲﾈ」 の数が、つぶやきの生き残りを左右している】


★これは、ヤフコメなどとも似ているのですが、

「ｲｲﾈ」 という賛同ポイントを多く獲得した発言ほど、
自動的にリストの上位に登って、
第三者の目にふれやすくなるのが、

今の mixi の 「つぶやき」システムです。


「え？　それの何が悪いの？
　賛同者が多い意見が目立つのは良いことでしょう??」
と思ってしまった あなたは、

『 「ｲｲﾈ」 の 数 は 操 作 で き る 』
という事実を見落としています。



つまり、このシステムは、

『「ｲｲﾈ」をし合う 「工作員仲間」 を確保できる連中』
の意見も、自動的に上位にランクされるため、

『情報操作が容易になってしまう』
という重大な欠陥を含んでいるのです



★もちろん、

つぶやきリスト の表示を
「注目順」 ではなく 「新着順」 にすれば、
「ｲｲﾈ」を稼いでいない つぶやき たちを見ることもできます。


ですが、１つ１つのニュースに、
数100から、ときには数1000も投稿されるつぶやきを
きちんと全て読んでいるユーザーなど、いるでしょうか？

（そもそも、次々と投稿されていく つぶやき を、
　もらさず追っていくこと自体が、物理的に不可能です）


ほとんどの人は、「注目順」 の１ページ目か、
せいぜい３ページ目まで閲覧したら、

『これが、世の中の意見の概要』 と信じこんで、
ページを閉じているはずです。



工作員たちには、
そうした 『注目度の高い１〜３ページ目に自分のつぶやきを押し上げる』
だけの潤沢な 『「ｲｲﾈ」用のマイミク』 がいる上に、

『もともと複アカをいくつも持っているので、
　自分から自分へ 「ｲｲﾈ」 することも可能』 と来ていますから、

ほとんど全てのニュースにおいて、

『自分たちのデマつぶやきを、
　さも、まともな意見であるかのごとく偽装して、
　工作活動を成功させる』

ことができるわけです。

（ためしに皆さんも、アンチ巨人などを自称している輩のページに行って、
　つぶやき一覧を確認してみてください。

　つぶやきの１つ１つにおいて、驚くほど
　「ｲｲﾈの数と、ｲｲﾈしているユーザー」 が一致していますから…

　もちろん、そうした仲間内の 「ｲｲﾈ」 によって 「初期の注目度」 を獲得し、
　その後 第三者から大量に 「ｲｲﾈ」 を稼いだつぶやきは
　数が一致しないでしょうが、

　「ｲｲﾈ」リストを辿っていくと、必ず早い段階で、
　「決まったマイミク」 から ｲｲﾈ をもらっているはずです）



★ところで、僕は先ほど、
「ヤフコメなどと似ていて」 と書きましたが、

「mixi のつぶやきシステム」 と、「ヤフコメ」 には、
実は大きな違いがあります。


というのも、
ヤフコメには 「ｲｲﾈ」 に該当する
「そう思う」ボタンがあるのと同時に、

『その意見には賛同できん！』 という意思表示ができる
「そう思わない」ボタン が存在するからです。



そのため、
本当に多くの賛同者を得られるシッカリとした意見には、
「圧倒的に多数の 「そう思う」 が押され」、

そうでない意見には、
「そう思う」 と同じぐらいの 「そう思わない」 が集まって、

第三者の目にも 「片寄った意見らしいな…」 と、
バレやすくなっている良さがあるのです。



もちろん、この Yahoo! のシステムも、
完全な 「工作阻止」 とはなりえないことは、
自分も承知しています、


ですが、

『反対意見が自動的に ROM扱いにされてしまう、
　mixi　の「ｲｲﾈ」』 よりは、

「意見発信」 の立場からすれば、
建設的なシステムと評価できるように思うのです。



★ちなみに、
両社がこうしたシステムを採用する背景には、

「討論であっても、結果的にページビューが増えれば、
　それが実績になる、検索・ニュース系の Yahoo!」 と、

「とにかくユーザー同士がまったり仲良くやれる
　居心地の良い空間を維持しないと、
　ユーザーがログイン自体をしてくれなくなる可能性のある
　SNS である mixi」 との違いが、

反映されているものと見ています。


mixi のそうした思惑は、
たしかに自分にも理解できます。

ただ、
結果的に 『工作員がのびのびとデマを拡散できる環境』
となってしまっている現状は、

本当に 「一般ユーザーにとって居心地の良い空間」 と
言えるのでしょうか…？



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▲▲【「日記」 が冷遇されている】


★今の mixi ユーザーは、
本当に 「日記」 を読まなくなっていると思います。


これがどれほど露骨かは、
「足あと」 の増え方を観察していると、
一発で分かります。

なにしろ、
自分が日記を投稿した後に、
別の誰かが日記を投稿すると、

途端に 『「足あと」 が ほぼ全く増えなくなる』 のですから…


つまり、ニュースを読んでいるユーザーは、
『最新の日記 （最新の１件のみ） しか見ようとしていない』
わけです。



★これは１つには、
昨年行われた 「日記一覧画面の簡略化」 の
悪影響があると思われます


以前はあった、投稿時刻などの情報が皆無なため、
まず、パッと見たときの興味が湧きにくいのです。

（つぶやき のほうは、ちゃんと表示されるのに…）


さらに、既読ページのリンクカラーも変わらないので、
どれが自分の読んだ日記か分かりません。

これでは、ただでさえ長文が多くて、
読むのに覚悟のいる 「日記」 を、
開いて見ようと思ってくれるユーザーが激減するのも
無理のない話でしょう…



★「なら、つぶやきで発信すればいいじゃない」
という意見もあるでしょうが、

「ある程度 ちゃんとした意見」 を述べるときには、
当然、その主張を固める、ある程度の文章量が必要となり、
つぶやき では、どうしても文字数が足りないのです


『物事はすべて、３行で説明できるww』
などと わめいている連中は、

そもそも３行程度で説明できる
底の浅い主張や知識しか持っていない輩か、

「短すぎる文章は、誤解も招きやすく、
　発言者の意図しない読み方をされて、
　不条理な批判をされたり、
　逆に、不条理な人気が出たりするもの」

という「誤読の怖さ」が分かっていない、
単なる初心者なのでしょう…



★また、「長文を読解できない者」 は、
「複雑な思考」 も苦手としているものです。


日記を読まない（読めない）ネットユーザーが
増えている現状は、

「自分の脳でシッカリと考え、判断する」という
思考の（人間の）基本能力が、
明らかに退化してきている証拠ともいえ、

mixi だけに限らず、日本全体において、
「非常にマズいことになってきた」 と、
懸念せずにはおれないのです…



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▲▲【アクセスブロックが容易になっている】


★過去の mixi では、
アクセスブロックの上限は 「10件」 でした。

ところが何年か前に仕様変更となり、
今では 「100件」 までブロック可能になっています



★アクセスブロックとは本来、

「自分に不条理な攻撃をしかけてくる、
　会話の成り立たないネット異常者をブロック」

するためのものです。


しかし、そうした異常者は、
異常者だからこそ友だちが少ないため、

組織的に動いている工作員たちを
相手にするなら ともかく、

突発的な単独の 「荒らし」 の相手をする程度なら、
実はアクセスブロックは、それほど多くの数を
必要としないで済むことが多いのです。



だから、たとえば僕などは、
あんなに大量のアンチ巨人（荒らし）の相手をしながら、

実はアクセスブロックは、現時点（2015年4月）で、
「９件」 しか使用しておりません

（ブロックしてから２年ほど経過した物は、解除するためです。

　また、現在ブロックしている９名も、半数以上が
　「最終ログインが３日以上前」 になっています。

　荒らしのときだけ使用している 「複アカ」 なのでしょう
　
　その意味では、今この瞬間に解除しても問題ない
　ブロック対象者と言えます。）



★では逆に、
「アクセスブロックの使用数が増えて、本当にありがたがるのは誰か？」
というと…

これ、実は 『工作員』 なのです



工作員が最も恐れるのは、

『自分たち（あるいはスポンサー）が広めたいと思っている
　自分たちに都合のいいデマ』 を、
「正しく客観的な意見で指摘してくる発言者」 です。



でも、だとしたら、
『「工作員の敵」（まともな者）』
は、世界中にいるわけで、

工作員は、とても彼ら１人１人を
論破していくことはできないでしょう。

（そもそも、工作員の主張自体が
　「間違ったもの・ウソ・デマ」 なわけですから、
　論破できるはずもありませんが…w）



★そんな彼らの強い味方になるのが、
『アクセスブロック機能』 です。


デマ拡散者（工作員）にとっては、

『正しい知識を持つ 「まともな者」 こそが、
　自分たちのデマ拡散のジャマをする敵』 であり、

「アクセスブロックしたい相手」 なわけです。


「正しい指摘」 をしてくる者を、
mixi の用意してくれた 100 ものブロック機能で
次々とブロックしていけば、

「自分たちのウソ・デマ」 がバレる確率を、
大幅に下げることが可能だからです



これに対して、指摘する側が、
「○○という人は、ウソをついていますよ？
　そのウソは、こういう理由で簡単に論破できます」 と、
自分の日記や つぶやき で正しい情報を開示しても、

『工作員ではない指摘者たちには、
　「ｲｲﾈ」 をしてくれる工作員仲間がいないため、

　その意見はほとんど誰の目にもとまらず、
　日記やつぶやきのリストの底に消えていく』 だけなのです…



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★これ以外にも、先日から、mixi で公式に、
「PCと携帯（スマホ）で、複数のアカウントを持っていいですよ」
というアナウンスがあり、

スタート画面の右上に、
簡単にアカウントを切り替えられるメニュー
まで出来てしまい…

「こんなことしたら、
　工作員が よりスピーディに動けるように
　なるだけじゃないですか、運営さん…」

と、愕然としたりもしました。



★「きちんと調べあげた事実」 と、
「デマ」 を並べたときに、

『デマのほうが容易に広まっていくような場』 なんて、
そもそも存在価値がありませんよね。



きちんとした意見が、
ほとんど他人の目にふれずに
アッという間にリストの底に埋もれ、

逆に、

『工作員同士で結託して ｲｲﾈ しあえる連中の
　「工作つぶやき」 が、簡単に上位に残って、
　さも代表意見のように振る舞っている』…



それは（結果的に）、新たな 『言論弾圧』 です

恐ろしく、寂しいことだと思います。


【終わり】





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（追記）

また最近は、
こうした工作活動をする輩を、ネット会社が雇って、
『ネット監視員』 『ネット記事制作』 などという名目で
企業単位で工作活動に乗り出しているケースも多いようですね。

目先の日銭に釣られて、
偏向マスコミ活動に手を貸すとは…


普段 工作員は、
「マスゴミがマスゴミがwww」 などとわめいていますが、

かくいう そいつら自身が、
その 『マスゴミ活動そのもの』 を実践しているのだから、
苦笑するほかありません。



「真実」 を獲得できる可能性を持っていたインターネットを、
小銭欲しさと、自分の矮小なプライドを維持するために、
ウソと詭弁の巣窟に貶めた あやつら自身が、

誰よりも露骨に 『 マ ス ゴ ミ 』 ではないかと