いつか この 声なき 悲しみの叫び声が
苦しみのそこから 天にむかって 塵芥からはなたれた 聞こえない 叫び声が
我が無念が降らす冷たい雨とまじって
やがて この重い肉体の うちなる炎にふれるとき
無限地獄の業火が この世に顕れる
肉の限界が 精神をつなぎとめる最後の抵抗に
冷たい雨を冷たい空から 正気をもとめ 降り注ぐ
業火をおさめんと 降り注ぐ
そのさまは まるで果てがないようだ もえ きえて うかび また おち
まるで 永劫にやまぬ
いつか この 声なき叫び声が 世界の理を砕くとき
肉の終わりがくればよい
もう 悲しみの雨が 無念の雨が 二度と 二度とふらぬように
いつかこの 声なき叫び声が こえが・・・
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