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2015年04月02日07:03

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アベノミクス好調進行中」!

このニュースを見ると「経済弱者の困窮が進んでいる」とか「アベノミクスの効果は一部分に限定されている」とか言うアホが出てきそうですね。民主党とか、前政権を担当した党とか、岡田さんが党首の党とか、枚挙にいとまがありません。でも、生活保護の本質を考えたら、むしろアベノミクスは絶好調とまではいかないまでも好調に進行中と言えると思います。

そもそも、高齢化社会で高齢者の生活保護比率が高い中、長期的なトレンドとして時間の経過と共に生活保護が増えるのはある意味で当然です。「収入のない高齢者が増えているけど生活保護受給者が減り続けている」って「黒い白馬にまたがって、前へ前へとバックした」くらいの矛盾です。その基本構造を無視して「生活保護世帯が増えている」だなんて批判は全く論外です。

むしろ注目すべきは、生活保護の受給者と受給世帯の数の比率、つまり受給世帯当たりの受給人数でしょう。母子・父子家庭の受給者などの複数家族の受給世帯が減ることによってこれは下がっていきますから、これが下がることが、高齢者以外の経済的弱者が減っていることの指標になると思います。その点で、今回の発表ではアベノミクスが一定の効果を上げていることを証明することになったと思います。

もちろん生活保護の全体数が減るのが理想ですが、蓄えが尽き、高齢で稼働能力も無い人がこれから増えて生活保護を受給せざるを得なくなる人の数が増えるのはどうしようもないことなので、単純に生活保護受給世帯の数だけに着目して的を得ない批判はしてはならないと思います。

まぁ、この状況でも生活保護受給者数を減らす方法はありますよ。高齢者の強制労働とか、困窮していても生活保護を支給しない、「老人見殺し社会」とか「福祉切り捨て社会」ですけど、それを「財政健全化」ともてはやし、「経済政策の成功」と偽るならですけどね。

■生活保護世帯、2カ月連続で過去最多更新 厚労省
(朝日新聞デジタル - 04月01日 15:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3350051
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