これまた言わずもがなの名作、HUNTER×HUNTER、32巻まで読み終えたので感想を。
と言っても読み終えたのは1月頭の話でちょっと記憶が薄れかかってるんですが・・・w
というわけでいつも以上に軽い感想になります。
この作品の魅力ですが、まずは何と言っても敵味方の駆け引き・心理戦ですね。
単純に必殺技をぶつけ合うとかいうのではなく、あらゆる可能性を考慮した緊迫感溢れる攻防には手に汗握る!
ここまで濃密な心理描写を絡めた戦闘シーンはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。
その戦闘を魅力的にさせてるのは当然、キャラの魅力もある。
メインのキャラだけでなくサブのキャラもみんな役割があって物語に幅が出てると思う。
特に敵サイド!深く描写することでとても魅力的になっていた。蟲編とか途中から蟻サイドに肩入れしちゃって読んでて昂ぶりが半端なかった・・・。
単純な強さだけで言ってもみんな強敵ばかりで常に緊張感があったのがいいね。
あと、主人公であるゴンとキルアの友情も良かった。涙腺緩むこともしばしば・・・。
ハンターハンターはいくつかの編に分かれていますが、個人的に好みな順番に並べるなら、
蟲編≧ヨークシン(幻影旅団)編>>ハンター試験>GI編>天空闘技場編≧選挙編
TOPは蟲編。
休載で飛び飛びで読んだらダレたかもしれないけど、一気に読んだらその重厚なストーリーに圧倒された。
コムギと接し徐々に変わっていくメルエム、その最期には涙が・・・(´;ω;`)
次点でヨークシン編。
完成度が高く、蟲編と同じく敵サイドが非常に魅力的だった。クラピカの出番多いのもポイント高し。
この二つが抜けてた印象。
GI編好きだっていう人も結構いるみたいだけど自分にはそこまでだった。
ビスケとの修行で強くなっていく展開は少年漫画っぽくて良いと思うんだけど、どうもゲーム色が強すぎてしっくりこないというか。
天空闘技場と選挙は単純に短いから思い入れ少なくなった感じ。
一応補足しておくともちろんこれは相対的な評価であってどれも面白かったです。
・まとめ
「冨樫仕事しろ」で有名なこの作品ですが、ようやくこの台詞が言いたくなる気持ちが分かりましたw
いやまぁ、単行本で一気に読んだ自分としては「冨樫仕事し過ぎ」としか思えなかったんですがw
よく言われるように絵は雑なところもあるものの、肝心要の中身は高水準で纏まっているのでそんなに気になりませんでした。
個人的にレオリオ・クラピカは好きなキャラなので、ゴンとキルアだけをメインにするんじゃなくて出番増やして欲しいw
超面白かったんですが、これから完結まで何年待つことになるのやら・・・w
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