おはようございます。木下藤吉郎です。
今から15年前の2000年(平成12年)の今日、ソニー・コンピュータエンタテインメントが家庭用据置型ゲーム機「プレイステーション2(PlayStation 2、PS2)」を発売しました。
※ PlayStation 2 - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/PlayStation_2また、今から60年前の1955年(昭和30年)の今日は、俳優、映画監督の佐野史郎(さの しろう)さんの生まれた日です。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E9%87%8E%E5%8F%B2%E9%83%8E3月4日 水曜日
ふとカレンダーを見てみますと、来週の今日は3月11日。そう、東日本大震災から4年の日を迎えます。いま、朝の歳時記風日記ではスーパー戦隊シリーズの歴史を書いていっておりますが、3月11日とその前後になる来週は内容を変更して、震災、そしてまもなく確定申告の〆切という事もありますから、税について語る回も考えております。はっきりとした内容はまだ決めておりませんが、あまり難しくならないよう気をつけてまいりますm(_ _)m
さて、スーパー戦隊シリーズの歴史ですが、昨日紹介しました「太陽戦隊サンバルカン」では、男性メンバーのみというのを残念がる女子層からの声と、「3人ではショーが盛り上がらない」という後楽園ゆうえんちからの声から、次作品「大戦隊ゴーグルファイブ」では5人戦隊と女性メンバーが復活しました。
さらに、ゴーグルファイブでは初めて、黒い戦闘服のヒーローが採用された作品となりました。戦隊シリーズにおいてはデンジマン以降、はっきりと色によって個性を際立たせる形式が固まりましたが、その中でも緑という色は子供達に受けが悪く、緑に代わる新しい色が検討されました。最終選考で黒と紫が残りましたが、紫では見栄えが悪いという事になり、黒が新しい色として採用され、ゴーグルファイブでは赤、黒、青、黄、桃、という5色になりました。
折しも80年代初頭のこのころは、過剰開発を文明発展と取り違えている世論を懸念する風潮(環境問題)を象徴してか、ゴーグルファイブでは科学技術を悪用する組織に対して、古代文明(アトランティス、アジア、エジプト、ムー、マヤ・インカ)の知恵と新体操の技術を駆使してゴーグルファイブが戦う、という構成がなされました。
その一方で、この作品では娯楽性が求められ、戦隊メンバーの5人はそれぞれ冒険家、大学の将棋部部長(しかし文武両道秀でている)、アイスホッケー選手、動物園の飼育係、新体操の選手、とまったくジャンルがバラバラの民間人であること、普段は遊園地で各々立場を頂いて勤務しているという形式が取られました。また、戦隊メンバー一人一人に、コンボイというパートナーの子供キャラが付く形になっていて、これは近年では「ゴーオンジャー」や「ゴーバスターズ」で採用されたものに似ていると思えます。
そうした様々な新要素もあってか、総じて人気は高い作品となり、特にここで黒の戦士、ゴーグルブラックを演じた春田純一さんは高い評価を得て、次作品「科学戦隊ダイナマン」でも黒の戦士ダイナブラックを演じる事になったといわれています。
次作品のダイナマンも、基本的にはゴーグルファイブに準ずる構成が取られましたが、新要素もありました。それはまた明日にしたいと思います。
※ 大戦隊ゴーグルファイブ - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%A6%E9%9A%8A%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96
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