この地獄という肉の世界で

　あの　紙の神を信じる者たちが　その名を唱えながら　黒い装束に身を隠し　

　　彼らの同胞を助けてきた無垢なるものの首を　ナイフでかききっている

僕は　それをみて以来　首にナイフをつきつけられている気がしてる。

　　肉の身の終わりの意味をしらない若者達が　ナイフによってもたらされた一枚の写真を

　　偽物だ　つくりものだと　ネットで騒ぐ　

　　しかし　現実は　常に首筋にナイフをあてられている状態なのに

　　遠い異国の砂漠の地で流された血だと　非現実なネットの一部のよくある話だと

　　無関心をよそおう

彼らは宣言した　お前たちの命も容赦なく奪う　と　

　　今　日本国内にも　たくさんのイスラム教徒がいて

　　彼らは　イスラム教は人を殺すことを教えていない　コーランにはそんなことは書いていない

　　　と　テレビでいう　しかし　彼らの信仰している神の名で

　　テロリスト達は　聖戦の名のもとに　命を奪うことを宣言している

　　彼らもイスラム教徒だろ？　君たちは　彼らを必要悪として　原理主義や過激派や

　　武力抵抗の英雄としてまつりあげてきただろう？　君たちの同胞は預言者やアラーの再臨と

　　叫びながら　聖戦と叫びながら　同胞も子供達や女達を公開処刑の中で殺す時
　　　
　　　　助けようとはしなかった　だから　今　その結果の悲劇が　過去自分達の国土を

　　　　好きなように荒らした資本主義社会に対し復讐というカタチで　テロリズムは発生しつづけ

　　　　罪なき者も　公開処刑されつづけている

　　今　僕の首にも　彼らのナイフの刃先があてられている　

　　彼らの復讐というカタチのナイフは　いつも　僕の首筋にあてられているのだ

　　　　彼らが彼らの神の名で人を殺すのだから　聖戦と叫び人を殺すのだから

　　　　　　すべてのイスラム教徒は　その神の名を唱えたのだから

　　　　　　その同胞の悲劇を救わず　自分たちだけ逃げ出したのだから

　　　　　　　うちの神は　人を殺せとは教えていないとは言えない

　　　　　　　そして　君たちの中にもすでに　彼らの仲間が潜んでいる

　　　　　　　イスラムの世界よ　もし　その神が人を殺せと教えていないなら

　　　　　　　自分たちが支持した　その必要悪を　資本主義がもたらした悲劇の残り火

　　　　　　　かつて資本主義の商人が　自分たちの利益のために行った罪を

　　　　　　　自分達で癒してやるがいい　君たちがたわごとをつぶやいている間

　　　　　　　彼らは次々と無垢な人々を殺し動画を世界にむけて公開しつづけるだろう

　　　　　僕の首筋にあてられたナイフを　奪うことはできるのは　他国人ではない

　　　　　　　イスラムの世界の信仰をもつすべての人々なのだ

　　　　　　　君達の宗教の教義が　テロをうみだすもとであるのは明白なのだから

　　　　　　　君達の手も　彼らと同様に血にまみれているのだ

　　　　　　　　　それを　認めないで　安全な遠くで　我々はあいつらとは違うとうそぶいても

　　　　　　　　　その血の罪はしっかりとつながっていて　君たちを地獄へ導いている


　　　　　君たちは　学ばなければいけない　その紙に書かれた神は　血を求める神であることを

　　　　　そして　さらに　自分の中に正しい信仰があると　本当にいえるなら　

　　　　　君たちは　同胞が罪をおかす場にゆき　彼らの聖戦と言う名の復讐を

　　　　　世界中のテロをとめなさい　


　　　　　　　　それが　できないなら　罪をみとめ　永遠の地獄のなかで　祈るがいい

　　　　　　　　君たちの神が　彼らの聖戦を止めず　

　　　　　　　　テロによる無垢なる命が　次々と奪われてゆく時間を

　　　　　　　　罪のなかで　祈るがいい　みずからの信仰がうみだした　必要悪の結果を

　　　　　　　　　　君たちの信仰は　すでに　地獄につながっているのだ


　　　　　　　　そして　それは　あらかじめ　予定された予定調和の地獄　

　　　　　　　　そう　君たちが自由意思で選んだ予定調和の地獄なのだから