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2015年02月23日08:54

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かぐや姫の物語

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この侍女が可愛かったです。
あとは割りとどうでもいい映画。

昨日のニコ生でオタキング岡田氏は「高畑監督は自分の内面にあるものを作品にしたことがない」とおっしゃってましたが、デビュー作が社会主義を描いた「ホルスの大冒険」だったじゃないですか。
あれで懲りたんだろうとw

ホルスで検索すると社会主義という言葉はいくらでも出てくるんですが、具体的なことを書いてるサイトは見つからなかったので、ちょっと違う話ではあるんですけど、以下を他人様のサイトより無断転載。

>『太陽の王子 ホルスの大冒険』の製作陣は、ヴェトナム戦争に大きく影響を受けていた。日本の領土内にはアメリカの基地が沢山あり、アメリカはヴェトナムを攻撃するための補給基地として日本を利用していた。日本人は合衆国の同盟国であるということが理由となって、この戦争に自分たちの国が巻き込まれるのではないかと危惧していた。多くの日本人は断固としてこの強いられた「戦争協力」に反対し、アメリカがこの戦争に敗北することを望んでいた。このような状況は映画のトーンや内容に影響を及ぼしており、特に日本のアニメーション映画において史上初の「複雑な心理をアニメで表現された人物」であるヒルダへの影響は大きかったと思われる。ヒルダは、複雑な感情を持ち、迷い、自分の矛盾を自覚し、そのことに苦しむ人物にならなければならなかったのである。悪魔の心と人間の心の間で思い悩むヒルダは、矛盾を抱え込み思い悩む日本を象徴しているのである。

 高畑は次のように説明している。「この人物(ヒルダ)に取りかかろうとしていた時、ヴェトナムに送られていくアメリカ軍兵士のことが強く我々の頭の中に浮かんだのです。アメリカの介入は正当な行為であると[軍から]説明されていたとしても、彼らは自分たちが歓迎されていないことを[現地で]認めざるを得ない。自分たちは死地に送り込まれたのだと思いながらも、同時に彼らは戦いを遂行しなければならない。ヒルダという人物はこれと同じ緊張状態にあるのです。」

 もちろん、合衆国と日本の関係が映像の中に明白な形で現れるわけではない。しかし、当時の映画製作者たちにとっては自明のことだったのである。



当時、東映の社員だった高畑・宮崎は労使紛争で会社と激突しながらホルスを作り、それが作品に濃く反映されていることはアニオタの基礎知識なので知らなかった人は調べておこう!

>高畑勲監督『かぐや姫の物語』が3.13にテレビ初放送
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3286423
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