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2015年02月20日03:29

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IS人質事件の新たなソース。

TBSラジオ「デイ・キャッチ」、今週はスペシャルウィークとして
日替わりでゲストを迎えて世界情勢、とりわけこの度の事件に関連する話が出てますが・・。

昨日はジャーナリスト常岡浩介氏がゲストということで、何が話されるのか注目したわけですけど。

特段大きな新事実というのはあまりなかったものの、興味深い話が出ましたね。
詳細はこちら↓




この中で出て来たのは、彼が2010年にアフガンにて拘束された時、
政府側勢力だったが、100万ドルの身代金を要求され、それを知った仏の
ジャーナリストを支援するNGOが「身代金の肩代わりをしたい」と、常岡氏の母に対して
オファーがあったとのこと。それについて母が外務省に相談したところ、
「絶対にそのオファーは受けないように」との指示があったそう。

そこで「では医薬品等を提供するなどの条件ならどうか」と問うと、
それもやはり相手を利することになり、金銭同様次の材料に使われるため、
どんな取引もNGが出されたとのこと。

そのパターンであれば、今回後藤氏奥様がISからの脅迫メールが来て
外務省に相談した際も、同様の対応で拒否されたであろう、とのこと。

一方、今回常岡氏は何か引き出そうとしたのか、後藤氏奥様に直接会おうと
自宅まで出向いていたとのこと。が、インターホン越しで殆ど話が出来ずじまいだった、と。

また、湯川氏が拘束された直後、政府はカタールにある「シリア国民連合」という組織に
協力を要請、そこから別な組織を経由して「イスラム戦線」という組織が
協力を表明した、とのこと。

その内容が具体的にどの程度進展や効果があったかは不明も、
そもそも「イスラム戦線」はISにとっての敵対組織であるため、
具体的交渉など可能なはずはなかろうと。
これはヨルダンに対策本部を置いたことも、これまたそもそもヨルダンは
ISの敵対国(有志連合国)なため、交渉がうまくいくどおりがない・・との見解。

そして改めて、敵の懐に飛び込めたはずのハサン氏と自分という唯一のパイプを
遮断した日本政府(公安)の手法を暗に批判した格好。


湯川氏における具体的な裏の動き(依頼先)が出て来たのは初めてじゃなかろうかと。

この辺りを観ても、政府の対応内容が緻密とはいえない、一つの材料という感じですかね。


※面白かったのは、ハサン中田氏についての説明・・・

「彼は凄い過激な思想を持っているが、しかし日本の味方。一種の“デビルマンみたいな人”」

思わず吹いてしまいました・・・あせあせ
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