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2015年02月09日00:29

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大漁節。

さて、本日の出来事ですが、なかなか大きな収穫がございました。

隣町のいつものショッピングモールで、いつもの本屋さんを見に行ったら、何と!絵本コーナーに「エドワード・ゴーリー特集」なるコーナーが設置されていて、氏の作品が大量に並んでいるではありませんか!

これまで、ウチの近くの書店では一度も見かけたことが無かったのに!
突然のことに驚愕してしまいました。

何しろ、これまで新宿くんだりの書店まで何度も買いに行って、それでも全然手に入らなかった作品が何冊も置いてあるのであります。
NANAMEにとっては天変地異レベルの衝撃です。

光速で5冊掴んでレジに突撃いたしました。


というワケで、今回購入してきたのは以下の5作品です。

『ウエスト・ウイング』
『華々しき鼻血』
『まったき動物園』
『蟲の神』
『むしのほん』

もう一通り読んでみましたが、中でも特に気に入った作品というと『まったき動物園』でしょうか。

これは『ギャシュリークラムのちびっ子たち』と同じように色んな動物達がアルファベット順に登場する内容ですが、その動物達というのが全てゴーリー氏の創作なのであります。

どれもこれも妙な動物ばかりですし、中には「極めて恥ずかしがり屋で、常に隠れている」と書かれていて、実際にイラストもほとんど隠れているヤツもいます。


もう一つ、『華々しき鼻血』も、アルファベット順の作品ですが、コチラは名前の頭文字ではなく、文章の最後に付く「副詞」がアルファベット順に並んでいるという、少し変わったシステムです。

毎度おなじみですが、ゴーリー氏の作品の邦訳版は英語の原文も添えられているので、様々な副詞を学べるという嬉しいオマケ付きの本です。


それと、少し変わっているのが『むしのほん』です。
一瞬、違う人の作品かと思ってしまうほど、全く他のゴーリー作品とは違う画風なのであります。

具体的には、非常に形も線も色もシンプルで背景もほとんど描かれていない、一見すると「フツーの子供向けの絵本」のような可愛らしい感じです。

文章も、他の作品のように難解な単語は少なめで、NANAMEのような英語音痴にも極めて読みやすい一冊です。

・・・がしかし、本当に「フツーの子供向けの絵本」かと言うと、若干疑問が残るものがあるような気もします。

単純なハッピーエンドとも受け取れなくもないですし、言われてみればイソップ物語やグリム童話などもこんなもんだよなぁという気もしたりしますが、まぁ要するに「本当にソレで良いのか?」という疑問が残るストーリーだと言えるかも知れません。


そんなこんなで、とにかく大変良い買い物が出来て、大満足であります。
これでしばらく英語の学習に励みたいと思います。


・・・イヤ!
その前にチラシを作らなくては!
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