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2015年02月06日23:04

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【落】落語のルーツは上方か江戸か?

落語という物が確立したのは、江戸の初期と言われていますが、上方(大阪)と江戸とほぼ同時くらいに自然発生的に生まれたとされていて、実際のところはどちらが先というのは分かっていないそうですね。

ただ、公平に見ると、江戸で発展したものも上方出身の人が江戸に持ち込んだものを淵源としているとも言われているようで、事実、古典落語の演目を見ても、今日では江戸落語のスタンダードとされているものも、大半が上方から持ち込まれたものであり、落語のルーツは大阪にある…とするのが、どうやら正しいようです。

だからと言って、それが双方の優劣を決するものでは決してなく、それぞれに特徴があって面白味があると思うんですよね。


上方の噺家さんが東京で仕事をするのは、もはや日常茶飯事のことで…
一方、東京の落語家が大阪で高座を持ち、お笑いに関しては耳が肥えている大阪人たちが素直に受け入れているシーンも多々あり…良いことじゃないでしょうか。

かと思いきや…



ニコ動の投稿機能を使って、東西の落語ファンが言い争いをしているシーンも…
冷静に対応している利用者が大半のようですが、中には血の気の多い人もいるようで(東西双方に)

ただ、言わせていただくならば…
名人・小三治師匠を捕まえて、うどんの本場は大阪だとか、蕎麦なんてありがたがる関東人はどうとか、やれ「出囃子は上方落語が最初だ」とか、低次元の話で批判する奴がいるとなると、面白くない。
江戸落語のファンを「東京落語原理主義」と呼び揶揄するあたりにも、病的なものを感じずにはいられない。
小三治師匠がうどんに対して何かもの申しているところに対して、やたらと目くじらを立ててる人が、お笑いがどうとかこうとか言う資格があるのか、と言いたい。
東京寄りの舞台芸能に対して、やたらと牙をむきたがる関西人が多いのは、何気に悲しいですね。
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