今回見た映画は、1997年のアメリカ映画『コンタクト』。
カールセーガン原作によるSF映画です。
なのでコンタクトするのは異星人とです。
女性科学者のエリーは、宇宙からの電波をキャッチする研究をしていたが、
実用性の無いその研究の助成は打ち切りとなってしまう。
スポンサー探しに奔走するもうまくいかず、やっと最後にハデン社から資金を得ることに成功する。
しばらくして、エリーはついに宇宙からの電波を受信する。
その受信したデータは、膨大な量の何かの設計図だった。
どうやら人一人が、異星人の所まで行ける装置らしい。
ついにその装置は完成し、エリーの上司であったドラムリンが乗り込んで出発する直前、
宗教的テロリストによりその装置は爆破されてしまう。
しかし、その装置は、ハデンによってもう一か所、日本の北海道に秘密裡に作られていたのであった。
ついにエリーは、その装置により、異星人のもとに飛び立つのであった。
主演のエリー役はジョディ・フォスター。
当時は35歳。適役ですね。
彼女は、14歳の時に出た『ダウンタウン物語』や『タクシードライバー』の時から注目してましたが
見事、大女優になりました。
そう言えば、ナタリー・ポートマンも同じようなキャリアを積んでますなぁ。
二人とも端正な顔立ちだし。
彼女と愛し合いながら、宗教観で対立する神学者にマシュー・マコノヒー。
あれ?こいつ、『インターステラー』で今度は宇宙飛行士やってら。
あと、抗議デモ隊の中にジェイク・ビジー発見!
『ヒッチャー2』での連続殺人鬼だもんで、コイツ、絶対悪いことする(笑)と思っていたら
自爆テロで最初の装置をぶっ壊した!
SF映画だけど、宇宙船とか、宇宙とかは出てきません。
その装置に乗ったエリーですが、客観的な観察ではどこにも行ってないし、
エリー自身が行ったとする場所も、エリーの記憶の中にあるビーチだったし。
また、神の存在の証明とかの普遍的な問題も取り上げられていたりと、
SFらしい爽快感は無く、その為か、ジョディ・フォスターの壮絶演技のみ、の印象でした。
ちなみに2番目の、秘密裡に作っていたという装置、北海道のサロマ湖付近にあったけど
その装置、かなり巨大で、これでも人目につかないって、北海道をどれだけ秘境だと思ってんでしょうね。
尚、監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレストガンプ』の名匠ロバート・ゼメキスです。
ログインしてコメントを確認・投稿する