アグリコラというボードゲームがあります。
箱庭を開拓して開拓度を競うゲームです。未開の土地はマイナスポイントになります。
http://www.tgiw.info/games/agricola.html
このゲームは子供を作ることで1ターンでできる行動数が増えます。家族の人数=生産力です。家族が多いと食料の支払いも増えるんですが、それ以上に生産力が増えるのでこのゲームでは相手より早く家族を増やすことがポイントになります。
つまり、自分の言うことを聞いて働いてくれる労働力を増やし自分はラクをしたいから子供を産んでたんじゃないですかね、多くの場合。
農村では、隣の家よりたくさんの畑を耕すために子供は多い方が良かった。
でもサラリーマンでは?
多くの場合で子供を産み育てることは仕事上はマイナスです。女性は特に出産中はキャリアが一度中断されますし、男性だって子供がいることがで生産性が上がって同期と差が付く、なんてことは皆無でしょう。子供はサラリーマンの仕事を手伝ってくれません。
じゃあどうすれば生むようになるのかっていえば、それで利益を得られることでしょうな。でも政策でお金をばらまくのではダメな気がするね。ソーリが変わったら額がころころ変わるようなお金では、利益が得られるかどうか分からないから。
だとするともう、有効な少子化対策なんてないような気がするんです。
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